〈プロ解説〉キャンプ椅子、おすすめ10選 ローチェアや高コスパな一脚も紹介
キャンプや釣り、バーベキューなど、アウトドアに欠かせないアイテムがキャンプ椅子(キャンプチェア)です。
持ち運びやすく、快適な一脚があれば、さまざまなシーンで役立つことでしょう。キャンプ椅子は、ローチェアやハイチェアなど座面の高さの違うタイプや、2人で座れるベンチタイプなど、実に多彩です。
そこで今回は、アウトドアライターのタカマツミキさんに、キャンプ椅子のおすすめ商品と選び方を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
〈編集部より〉タカマツミキさんには2024年2月に解説していただきました。記事中の商品の価格は更新日現在のものです。
まずはプロおすすめ、キャンプ椅子3選
おすすめポイント
実際に私もソロキャンプで使っている椅子がこちら。ローチェアですが、ハイバックなのでお尻から頭までしっかり支えてくれるのが魅力です。総重量が約1.2kgととても軽く、耐荷重は145kg。49×11×10.5cmというコンパクトな収納サイズです。車に積載するときにも省スペースで済み、組み立てもとても簡単なのでパパッと設置することができます。ただ、ヘリノックスというだけあり、価格も高めです。私はECサイトで貯まったポイントを活用して購入したので、気になる人は参考にしてみてください!
筆者提供
おすすめポイント
所有しているチェアのひとつ。キャンパーズチェアは自宅でバーベキューをするときや大人数でキャンプに出かける際に使っています。ハイチェア&ハイバックなので、お尻から首上くらいまでしっかり支えてくれます。収納サイズは約15×15×113cm、重量は約2.9kgあるため、徒歩キャンパーや、積載サイズに限りがあるバイクキャンパーには向きません。何が一番の魅力かというと、座り心地の良さです。長時間座り続けたときに腰が痛くなる人におすすめしたいアイテム。また、腕にフィットするカーブ状のアームを採用しているため、立ち上がるときもスムーズ。座り心地の良い椅子を探している人におすすめです。
筆者提供
おすすめポイント
子どもを安心して座らせたい人におすすめなのがこちら。収納時サイズは約108×10×60cm、重量は約3.8kgなので、スリム収納&持ち運びがラクチンなアイテムです。車に積むとき、ちょっとした隙間に収納できるのがポイント。さらに2人が座れるゆったりサイズ・座面高が低い設計・安定感が特長で、大人が子どもと一緒に座る、または子ども同士で座るなど、シーンに合わせた使い方ができます。キャンプ以外にも自宅で使えるデザインなので、子どもの来客があるときにも便利ですよ。
キャンプ椅子の選び方、Q&A
キャンプ椅子(キャンプチェア)の選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、ハイチェア、ローチェアを選ぶポイントは?
Photo by iStock
キャンプで使う椅子の選び方では、まずご自身に最適な座面の高さのものを選ぶのがポイントです。
焚き火をじっくり楽しみながら過ごしたいという人には、座面高が低めのローチェア。一方で、座面の高さが40cm以上あるハイチェアは、自宅のダイニングチェアでくつろぐような感覚で過ごしたい人におすすめです。
使用しているテントやテーブルなど、ご自身のキャンプサイトのスタイルに合わせて、ローチェアとハイチェアから選ぶのも方法のひとつです。
タカマツミキさん
ご自身がどんなキャンプスタイルで楽しみたいのか、それに合わせてキャンプ用の椅子を選ぶといいですよ。
Q2、コスパを重視するなら、どこに注目する?
Photo by iStock
キャンプ用の椅子を選ぶ際に、予算を決めるのも大切なポイントです。キャンプで使う椅子は、いろいろなメーカーから発売されているので、どれにしようか悩んでしまうと思います。
そんなときは、予算を決めて、その予算内で購入できる椅子をピックアップするといいでしょう。
最近は、3,000〜5,000円くらいで購入できるコスパの高い、キャンプ用の椅子がたくさんあります。ただし、3,000円を下回る安価な商品を選ぶ際は、耐久性に関する口コミをチェックするようにしてください。
タカマツミキさん
安価なモデルを購入した人の中には「数回使っただけで壊れてしまった…」なんて声もあります。「有名なメーカーではない」「価格がとても安い」などのモデルは要チェックです。
Q3、コンパクト性を重視するなら、どれ選ぶ?
Photo by iStock
キャンプなどアウトドアシーンで使用する際、運搬が徒歩やバイクが移動手段の方は、持ち運びやすい、収納性に優れたコンパクトなモデルがおすすめです。重量が1〜2kgくらいを目安にすると良いでしょう。
移動が車などで持ち運びサイズや重量を気にしない方でも、コンパクトなキャンプ用の椅子だと積載する際にスペースを取らず、スマートな収納ができるようになりますよ。
タカマツミキさん
注意する点は、軽量になればなるほど耐久性が落ちるモデルがあること。軽量モデルを選ぶときは、耐久性をチェックするようにしてくださいね!
〈編集部PICK UP〉キャンプ椅子、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるキャンプ椅子の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
外観 |
商品名 |
特長 |
使用時のサイズ |
収納時のサイズ |
重さ |
材質 |
---|---|---|---|---|---|---|
【プロおすすめ】Helinox チェアツー Home/グラベル |
ハイバックでゆったり座れる |
64×54.5×84cm |
49×11×10.5cm |
1,265g(耐荷重145kg) |
座面/ポリエステル、フレーム/金属(アルミニウム合金)、樹脂 |
|
【プロおすすめ】ADIRONDACK キャンパーズチェア ベージュ/ネイビー |
気持ちの良い座り心地 |
約W57cm×D68cm×H90cm |
約W15cm×D15cm×H113cm |
約2.9kg(耐荷重80kg) |
シート/コットン100%、フレーム/アルミ合金 |
|
【プロおすすめ】Coleman ベンチ リラックスフォールディングベンチ オリーブ |
子供と一緒に座ってアウトドアを楽しめる |
約108×58×67(h)cm |
約108×10×60(h)cm |
約3.8kg |
シート/ポリエステル、フレーム/アルミニウム、アーム/天然木 |
|
Coleman リゾートチェア 2000033560 |
高コスパなキャンプ椅子 |
約81×51×87(h)cm |
約14×14×87(h)cm |
約3.2kg(耐荷重80kg) |
シート/ポリエステル、フレーム/スチール |
|
BUNDOK 焚き火チェア BD-111 |
焚き火を楽しむのにぴったりなローチェア |
約57×59×56cm |
約67×24×12cm |
約3.45kg(耐荷重80kg) |
本体/スチール(焼付塗装)、生地/綿100%(裏面ポリエステル)、ひじ掛け/竹集成材 |
|
WAQ フォールディングウッドチェア ローチェア |
充実した収納性、こだわりを感じるローチェア |
約55×54×68cm |
約55×61×8cm |
約3.5kg(耐荷重 約90kg) |
生地/ポリエステル、座面シート/ウレタン、フレーム/ビーチウッド |
|
Coleman レイチェア 3段階リクライニング式ハイバックチェア |
リクライニング機能付きで、くつろげる |
約61×70×98(h)cm |
約25×15×89(h)cm |
約3.7kg(耐荷重 約80kg) |
アルミニウム、スチール、ポリエステル、他 |
|
Helinox チェアワン Home |
デザイン性と軽量性、快適な座り心地まで兼ね備えた一脚 |
51×52.5×65cm |
38×11×10cm |
1,050g(耐荷重145kg) |
金属(アルミニウム合金) |
|
Coleman サイドテーブル付デッキチェアST |
サイドテーブル付きの折りたたみチェア |
約87×52×77(h)cm |
約16×52×77(h)cm |
約3.8kg |
シート/ポリエステル、フレーム/スチール |
|
CAPTAIN STAG キャンプ用品ベンチ M-3882 |
鹿ベンチの通称で人気のロータイプベンチ |
幅104.0×奥行56.0×高さ66.5cm |
約104.0×64.0×厚さ8.5cm |
約4kg(耐荷重 約140kg) |
構造部材/アルミニウム(表面加工:アルマイト)、張り材/ポリエステル、ひじ掛け部/天然木 |
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