モバイルバッテリーの正しい使い方を解説!
コンセントがない場合でも充電することができるモバイルバッテリー。スマートフォン(以下:スマホ)が普及するに従い、モバイルバッテリーもかなり浸透してきたといっても過言ではないのでは。
100均などでも販売されていることもあり、手が届きやすい製品ではありますが、電流が流れているものなので、間違った使い方をしてしまうと事故につながってしまう可能性も…。
そこで今回は、「モバイルバッテリーの使い方」について紹介していきます!
モバイルバッテリーって?
コンセントのない環境でも、iPhoneやAndroidなどのスマホを充電できる予備用のバッテリーです。コンビニなどで販売している「乾電池で充電するもの」や、モバイルバッテリー本体を充電することで「繰り返し利用できるもの」など、さまざまなタイプの商品が販売されており、それぞれのスペックも異なります。
モバイルバッテリーの容量は「mAh」で表示されていることが多いですが、数字が大きければ大きいほど、本体をフル充電した状態でスマホなどに充電できる回数が増えていきます。
例えば「10,000mAh」のモバイルバッテリーであれば、iPhone 8 Plusを約2.3回、iPhone XRであれば約2回ほど充電できます。※スマホのバッテリー容量は機種によって差があるので、同じモバイルバッテリーを使用したとしても可能充電回数が異なります。
また、「mAh」で表示されている容量とA実用量(実際に充電できる数値)は異なります。モバイルバッテリーからスマホなどに通電する際、ロスが発生するので実際には「mAh」で表示されているものの60%~70%がA実用量になります。
「mAhサイズ」が大きくなるにつれ、モバイルバッテリーの本体サイズも大きくなる傾向にあります。また、ケーブルやACプラグが内蔵されている商品もあり、荷物が減らせるものの、機能性が上がるほどモバイルバッテリーの本体は大きく、さらに重量も上がっていきます。
サイズ感を重視する方、モバイルバッテリーの容量を重視する方、機能性を重視する方…それぞれに使い勝手の良い商品が異なるので、自身が一番重視するポイントや使用目的を考慮して、じっくり選んだ方が良さそうです!
モバイルバッテリーを充電する際に気をつけるポイントは?
モバイルバッテリーを購入したとして、本体を充電しなくては使用できません。
モバイルバッテリーを充電する際は、スマホを充電する時のようにケーブルを使ってUSB充電器とモバイルバッテリーを繋ぐか、PCと繋いで充電することもできます。
モバイルバッテリーのUSBポートを写した写真
上記の図のように「IN」と書かれているUSBポートに対応のケーブルを差込み、充電しましょう。※商品によっては「Input」と表記されているものや、小型のものでは表記がない場合もあります。
また、最近ではモバイルバッテリーとスマホを同時に充電できる「パススルー機能」が搭載されているものも販売されています。しかし、その機能が搭載されていないモバイルバッテリーにも関わらず2つを同時に充電してしまうと、どちらかに充電されない状態になってしまい、「充電しておいて後で使おうと思ったのに、バッテリーが切れていた」なんてことになりかねないのでご注意を!
容量の大きなモバイルバッテリーの場合、充電する際には出力の大きなUSB充電器を使用する必要があります。iPhoneを購入した際に付属されているUSB充電器は5V/1Aで、出力が低いため、iPad用のものを使用するのがオススメ。
Androidを使用されている方は、USB充電器が付属されていないため、別で購入する必要があります。
USBポートのそれぞれの出力は最大5V/2.4Aです。Aの数字が大きいほど出力が大きく、充電スピードも上がります。2.4Aなら急速充電が可能!
Androidだけでなく、iPad用のUSB充電器を持っていない方にもオススメです。
スマホを充電する際に気をつけた方がいいポイントは?
ケーブルを差し込むものからケーブル不要なものまで、さまざまなモバイルバッテリーが販売されています。
それぞれに充電方法が異なりますが、それぞれのポイントをご紹介!
~ケーブルを使用するモバイルバッテリーの中でオススメの商品~
Ankerのモバイルバッテリーです。ケーブルを差し込んでスマホと繋げば充電開始。重量は約350gで、350mlの缶ジュースと同じくらいの重さです。本体は約166×58×22(mm)で、比較的持ち運びやすいサイズ感です。
※本体に電源ボタンがついている場合は、ケーブルを差し込んだ後にモバイルバッテリーの電源をいれる必要があることもあるので、説明書をチェックしてみてくださいね!
また、モバイルバッテリーに問題がなくてもケーブルの出力が低い場合は、十分に充電できないかもしれないので、購入する際に確認しておいた方が良さそうです。
巻き取り式で最大120cmの長さで使用できる充電ケーブルです。iPhoneなどを充電する際のLightningケーブル、Androidやワイヤレスアクセサリーを充電できるマイクロUSBケーブル、SAMSUNGやXperiaなどに対応しているUSB Type–Cのケーブルが一つになっています。
「ケーブルだらけで荷物がごちゃごちゃしてしまう…」なんて方にオススメです!
※ケーブルが断線していた場合は、事故が発生する可能性もあるので、すぐに使用を中止するのをオススメします。
~ケーブル不要なモバイルバッテリーの中でオススメの商品①~
ケーブルが内蔵されているためケーブルを持ち歩く必要がなく、本体サイズも 88×88×28(mm)とコンパクトで持ち歩く際にも邪魔になりません。
鏡のような光沢のある見た目で、汚れや指紋もつきにくく高級感があるので、ちょっとしたプレゼントなどにもぴったり。
~ケーブル不要なモバイルバッテリーの中でオススメの商品②~
- RLERON
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モバイルバッテリーQi 25000mAh
- 税込み3,299円
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置くだけで充電できるモバイルバッテリー
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出力ポートが3つあり、最大4台まで同時に充電できます。ケーブルがなくても乗せるだけで充電できるので、荷物を少なくしたい方にオススメ。
Qi対応のスマホを使用している方は、ワイヤレスで充電できるモバイルバッテリーがオススメ。同じくQi対応しているモバイルバッテリーの上にスマホを載せれば充電開始します。
有線に比べると充電時間がかかってしまいますが、ケーブルが不要なので「カバンから取り出したらケーブルが絡まっていた」なんて心配も要りません。
また、こちらの商品は本来の裏にLEDライトがついているので、懐中電灯としてもつかえます。キャンプや突然の災害で電気が止まってしまった時などにも使えそうです。
モバイルバッテリーの処分方法は?
暑い中に放置してしまった場合や、充電せずに長期間放っておいた物、落としてしまって外側が凹んでしまっている場合には、事故が発生する可能性があるので、使用を中断して新しい商品を購入するのが良さそうです。
また、上記の場合やバッテリーが劣化して処分したい際には、本体のメーカーに問い合わせるか、家電量販店やホームセンターなどでリサイクルボックスが設置されている場合は、そこで回収してくれる可能性もあるので、近くの店をチェックしてみるのがオススメです。
分別せずにゴミに出した場合には、ゴミ収集車のなかで発火する恐れがあるため、誤って捨てないようご注意ください。
まとめ
さまざまなタイプのモバイルバッテリーが販売されており、それぞれに使う際の注意点も異なります。
気になる商品があった場合は、ネットなどのレビューで使用感を確認してから購入すると良さそうです。自身の目的にあったモバイルバッテリーを見つけて、“快適なスマホ生活”をお送りくださいね!
※商品価格はいずれも2019年11月時点のものです
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