二人目の出産祝いはどうする?人気のプレゼントから注意点まで解説!
親しい人に子どもが生まれたときには「出産祝い」を贈ります。この出産祝いは、出産のお祝いを込めて、ベビー用品などを贈るのが一般的です。
しかし、何かプレゼントを贈れば良いというものではなく、相手の状況や子どもの性別によってプレゼントを考えなければなりません。
例えば、二人目の子どもが生まれた場合は、自分と相手との間柄によって選ぶプレゼントは変わってくるでしょう。
ここからは二人目の出産祝いをどうすれば良いか、おすすめのプレゼントから注意点まで紹介していきます。
二人目にも出産祝いを贈ろう!
身内や知り合いなど親しい人や会社の上司や同僚に子どもが生まれたときは、お祝いを贈りましょう。
二人目にも出産祝いを贈るときには、親しい相手であれば相談するのがおすすめです。両親によっては、兄弟で別々のアイテムが欲しいと考えている人もいれば、お揃いにしたいと考えている人もいます。
また、生まれた子どもが一人目と性別が同じか異なるのかでも変わってきます。また、一人目の子どもが大きければ、自分が持っていないアイテムが贈られることで嫉妬してしまう可能性もあります。
このように二人目の出産祝いでは考えることが多いため、親しければ相談し、会社の上司や同僚などの関係であれば無難なプレゼントを選ぶのがおすすめです。
二人目に人気があるおすすめの出産祝いのプレゼント!
では、具体的にどのようなプレゼントが人気なのか見ていきましょう。
食器セットは赤ちゃんが成長する過程で必ず必要になるものです。このような実用的なアイテムを贈るのも喜ばれるためおすすめです。
好みが分からなくても木製のおもちゃで、誰でも遊びやすいつみきを贈るのがおすすめです。可愛いイラストが入っており、サイズも大きくないので邪魔にならず飾って置けるのも嬉しいポイントです。
赤ちゃんが遊び始めるまで期間はありますが、手元に置いて嬉しいデザインなので喜ばれやすいです。
スリーパーは赤ちゃんが寝るときの必需品であり、寝かせるときにあると赤ちゃんの体温を下げないため、安心できるでしょう。
※価格はいずれもAmazonの2019年9月時点のものです。
こんなときどうする?出産祝いの選び方
適切な出産祝いのプレゼントを選ぶためには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。ここからは出産祝いを選ぶときのポイントを紹介していきます。
相場
あまり高価なものを贈ると相手に気を遣わせてしまうため、自分との関係性によってどれくらいの価格のものが適切なのか変わってきます。実際に、親しくない間柄で高価なものを贈るのは適していません。
例えば、兄弟に子どもが生まれた場合でも、兄が弟に出産祝いを贈る場合と、弟が兄に出産祝いを贈る場合でも、プレゼントの相場は変わってきます。
また、出産祝いはそのお返しである「出産内祝い」というものがあります。もともとは出産を身内で祝うために使われていましたが、今では「出産祝いのお返し」という意味で使われています。
この出産内祝いの相場は、出産祝いで贈られたプレゼントの半分の金額が相場といわれています。そのため、出産祝いのプレゼントの価格が間柄に相応しくない高価なものであれば、出産内祝いの相場も高くなるため、相手に気を遣わせてしまいます。
出産祝いの相場は相手や地域によって変わるため、確実なものはありません。出産祝いのカタログギフトを提供している「株式会社マイプレシャス」では以下のような相場を目安として提示しています。
【関係ごとの相場感】・新生児のパパママとの関係 予算の目安 高めの予算の目安・父母 30,000~50,000円程度 50,000~100,000円程度・兄や姉 10,000~30,000円程度 30,000~50,000円程度・弟や妹 10,000~20,000円程度 ・伯父叔母などの親族 10,000~20,000円程度 ~30,000円程度・いとこ 10,000~20,000円程度 ・甥・姪 5,000~10,000円程度 ・会社関係(上司・先輩) 5,000~10,000円程度 ・会社関係(同僚・部下) 1,000~3,000円程度 ~5,000円程度・友人 3,000~5,000円程度 ~10,000円程度
消耗品を贈る
あまり親しい間柄でない場合で予算も限られている場合は、育児に必要になる消耗品を選ぶと喜ばれやすいです。例えばオムツなどは出産祝いの定番といえるでしょう。
また、タオルも多く使うため、赤ちゃんの肌に気を遣った自分で買わないような、少し高級なタオルを贈ると喜ばれやすいです。
高価なものを贈る
娘・息子・兄弟など親しい間柄で出産祝いを贈る場合は、自分では買わない少し高価なものを贈ると素直に喜んでもらいやすいです。あくまでも相手との関係性が重要であり、友人でも特に親しい人であれば喜んでもらいやすいでしょう。
また、親しい間柄であれば赤ちゃんの名前入れのプレゼントを贈るのもおすすめです。
特に喜ばれるのは、安心できるベビー服のブランドの商品です。ベビー服は高価であることが多いため、自分たちで購入するのは気が引けてしまいます。そこで、兄弟など家族であれば、ブランド物のベビー服は喜んでもらいやすいです。
両親が使えるものを贈る
出産祝いといえば子どもにスポットライトが当たりますが、両親が使えるものを贈るのもおすすめです。実際に育児は大変なので、マッサージ機やお気に入りの化粧品を贈ると喜ばれやすいです。
他にもカタログギフトなど相手が欲しいものを選べるものもおすすめです。
しかし、高級なお肉など喜ばれやすいですが賞味期限が短いものや、旅行などさまざまな条件を考えなければならないものは出産祝いには向いていません。
あまり嬉しくないかも?出産祝いの注意点
相場を逸脱したプレゼントなどマナーを守れていない出産祝い以外にも、あまり喜ばれないこともあるため、プレゼント選びは注意しなければなりません。
そこで、相手に喜んでもらうためにも出産祝いのプレゼントの注意点を見ていきましょう。
すでに持っているもの
二人目の出産祝いのときに、特に重要なことは相手がすでに持っているものを贈らないことです。そのため、親しい間柄であれば相手に聞くのも大切です。
実際に兄弟が生まれた場合の出産祝いで特に重要です。
確かにプレゼントを贈るときは「サプライズ」のように、相手に驚いて欲しいという気持ちがありますが、出産祝いの場合は相手に喜んでもらえることを重視しましょう。
しかし、兄弟でお揃いのアイテムが欲しいと考えている人もいるため、やはり親しい間柄であれば軽く相談するのが無難です。
すでに持っているものを贈られた場合でも喜んでもらえることはありますが、名前入りのグッズなど「世界に1つだけのもの」が複数贈られると、素直に喜べませんのでつ注意してください。
サイズが大きく邪魔になるもの
例えば、子どもが少し大きくなってから使うようなおもちゃも、出産祝いとして喜ばれますが、サイズが大きいものだと置き場所に困ってしまいます。
そのため、おもちゃなど子どもが大きくなってから使うものに関しては、邪魔にならないものや、飾っておしゃれなものを選ぶのがおすすめです。
多すぎる消耗品
出産祝いの定番である「オムツ」は非常に喜ばれ、最近では「オムツケーキ」も人気です。しかし、気軽に贈れるということから、大量のオムツケーキが出産祝いとして贈られることがあり、置き場所に困ることも少なくありません。
そのため、オムツなど誰もが気軽に贈れるようなプレゼントを贈るときには注意しましょう。
ギフト券
贈った相手に選択権があるAmazonギフトなどのギフト券は喜ばれますが、場合によっては失礼になることがあるため注意してください。
基本的に、親しい間柄でギフト券を贈ると冷たい印象を相手に与えてしまいます。例えば何の相談もなく上司の出産祝いにギフト券を贈ると失礼になるかもしれません。
しかし、ギフト券は下手な出産祝いよりも嬉しいという声が多いのも事実です。親しい間柄の相手にギフト券を贈るのであれば、事前に相談するのが無難です。
出産祝いとして好ましくない物・メッセージ
出産祝いは「お祝い」であるため、お祝いと反対の意味が含まれるものやメッセージは使わないようにしなければなりません。代表的な例でいえば、刃物は「相手との縁を切る」という意味を含んでいるため、贈るプレゼントの内容にも注意しましょう。
例えば、日本茶は弔辞に使用されることが多いため出産祝いで贈ることは避けましょう。タオルは問題ありませんが、涙を拭うハンカチは別れを連想させるため好ましくありません。また、刃物も「縁を切る」という意味を持っているため、贈りものには向いていません。ただし、相手が望んでいる場合や、カタログギフトから選んでもらう場合であれば、気にする必要はないでしょう。
また、出産祝いのプレゼントにはメッセージを添えることが多いですが、プレゼントと同様に縁起が良くない言葉は控えるようにしましょう。
出産祝いのメッセージを添える際には、縁起のよくない言葉を使っていないかも注意しましょう。例えば「きる」「たえる」「なくなる」などの言葉は避けたほうがよいでしょう。また、お母さんの事情はさまざまです。例えば、赤ちゃんの誕生はとても嬉しいけれど、仕事を休むことに後ろめたさを感じているという人や、はじめての育児で疲れてしまっている人もいます。「仕事を休めていいね」などという言葉は、相手を傷つけてしまうこともあります。だからこそ、かける言葉には配慮が必要です。出産でナーバスになってしまうお母さんもいるので、気をつけましょう。
まとめ
二人目の出産祝いのプレゼントは悩むことが多いですが、プレゼントに正解はないため相手のことをしっかり考えて贈ることが大切です。
プレゼントの内容を考えるときは、親しい間であれば軽く相談をし、そうでなければギフト券やカタログギフトなどを贈る方が、喜んでもらいやすいです。
両親の考え方によって二人目のプレゼントの方向性は異なるため、奇をてらうのではなく無難なものを贈るようにしましょう。
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