おすすめ!車用ダブルアクションポリッシャー10選
洗車に便利なダブルアクションポリッシャー
木材を削ったり、金属を研磨したりと、さまざまな用途で活躍する工具が電動ポリッシャーです。さまざまな大きさ、形状の電動ポリッシャーがありますが、手に持って使える小型のものは洗車や車の傷消しにも活用されます。
そのなかでも、初心者でも扱いやすいといわれるダブルアクションポリッシャーの選び方、おすすめの商品を紹介します。
ダブルアクションポリッシャーの特徴と選び方
小型の電動ポリッシャーには複数のタイプがあります。そのなかから、なぜダブルアクションポリッシャーを選ぶのか、そしてダブルアクションポリッシャーの中でも選択時に気をつけたいポイントを紹介していきます。
ダブルアクションポリッシャーを選ぶメリット
小型の電動ポリッシャーには、シングルアクションポリッシャー、ギアアクションポリッシャー、そしてダブルアクションポリッシャーがあります。
シングルアクションポリッシャーは回転力の強さが特徴。ひどい傷もパワフルにならしてくれますが、初心者だと回転が強すぎて扱いにくいのがデメリットです。また、加減がわからず削りすぎる恐れもあります。
ギアアクションポリッシャーは、シンプルな回転とギアによる変則的な動きを組み合わせた製品です。研磨から仕上げまで対応できますが、こちらも回転力が強いので取り扱いには慣れが必要です。
ダブルアクションポリッシャーは、仕上げ向きのポリッシャーです。回転と前後の動きが組み合わされた動きが特徴で、回転力が低めなので初心者にも使いやすい製品です。ひどい傷には向きませんが、水アカやボディのくもり程度ならしっかり対応してくれます。
ならしたい傷の程度にもよりますが、ひどいものはプロへ依頼する方が安心です。普段の洗車クオリティを高めるならダブルアクションポリッシャーが最適です。
電源はAC電源方式がスタンダード
電動モーターの回転力で汚れを落とす電動ポリッシャーは、電力もそれなりに使います。市販の電動ポリッシャーは、電源をコンセントから得るAC電源方式と充電池で稼働する充電方式が主です。使用する面積、使用時間を考慮してどちらの方式を選ぶかを決めましょう。
ボディの状態や車種ごとの表面積の差にもよりますが、車全体を電動ポリッシャーで磨こうとすると2時間前後は必要となります。充電タイプだと15分程度と全く時間が足りません。ごく一部にしか使わない、短時間の作業に限定するならともかく、AC電源方式を選ぶ方が活躍の幅も広がります。
初心者でも慣れやすい回転数可変タイプ
ポリッシャーはモーターの回転力で、削りや磨きなどの作業を行う工具です。ところが、慣れないうちは強力な回転力を支えきれず、ポリッシャーをまっすぐ構えて対象に当てることさえ難しいことがあります。そこがシングルアクションポリッシャーでなく、ダブルアクションポリッシャーをすすめる理由のひとつなのですが、ダブルアクションポリッシャーでも高速回転をすぐに使いこなすのは楽ではありません。
そこで、様子を見ながら徐々に回転数をあげていける可変タイプの製品がおすすめです。扱いやすさもポイントですが、傷やくもりの状態に合わせたパワー調節もできるので、うっかり削りすぎるといったミスも減らすことができます。
なお、ポリッシャーの回転数はmin-1という単位で表記されます。min-1は「1分のマイナス1乗」の意味で1/minと同じ意味になります。つまり1分あたりの回転数という意味です。
車磨き用品とセットのものもあります!
ポリッシャーは取り付けるアタッチメントによって、さまざまな役割に変化する工具です。やすりをつければ削り用に、スポンジバフをつければ車や床磨きにも使えます。
本来は電動ポリッシャー本体と、適切なスポンジバフやコンパウンド剤を別途揃えなくてはなりませんが、あらかじめセットになっているものもあります。車磨き初心者には大変便利な製品です。
おすすめのダブルアクションポリッシャー10選
それではダブルアクションポリッシャーのおすすめ製品を紹介していきましょう。選び方では取り上げませんでしたが、重量や形も重要なポイントです。パワフルで大きなものは、支えるのにそれだけ力も必要です。使いやすさには好みもあるので、製品の形や重さにも注意して活用できそうな製品を探してみてください。
電動ポリッシャーは車磨きのためだけの工具ではありませんが、車磨きに用いられることが多いのも事実です。そのため、必要な道具をセットにしてしまったのが、「リョービ ダブルアクションポリシャ PED-130KT」です。
車磨きに使うなら、別途購入する必要がある「スポンジバフ外径150mm(マジック式)」、「手掛けバフ」、「自動車用艶出し剤(超微粒子コンパウンド)」、「マイクロファイバークロス」に収納用のバッグまで付属する豪華なセットです。
そのため本体のみ価格より約7,000円も高くなってしまいますが、あれこれ迷う時間の節約にもなり、安心感もあるので選ぶ価値は十分あります。
肝心の本体は、6,000〜12,000min-1と回転も可変、重量は1.5kgと比較的使いやすいダブルアクションポリッシャーです。
6段階変速が便利なダブルアクションポリッシャーが、「ストレート 電動ダブルアクションポリッシャー AC100V 17-0008」です。速度の幅は、約1,900〜5,500min-1で、この間を6段階変速ですから、かなり微妙な調整にも対応できます。別売りのスポンジパッドを取り付けて、磨きや艶出しの用途に使用します。
重量は2.4kgとやや重く、車のサイドを連続して磨く場合など、気になる場面もあるかもしれません。左右どちらにも取り付けられるサイドハンドルをうまく使えば安定し楽に使用できるでしょう。
「コンパクトツール 電動ダブルアクションポリッシャー [P-150N]」は、付属品に2種類のウレタンパフとコンパウンドが付属、購入した日から車磨きに使用できる製品です。重量は1.87Kgと軽め、回転数は固定で3,200min-1と低速タイプ、サイドハンドルもついているので、初めての方でも比較的扱いやすいモデルです。
低速回転タイプなので、主にワックスやコーティング剤の塗布、拭き取りに活躍してくれます。
4,590円にもかかわらず車磨きに活躍するオールインワンセットが、「高儀(たかぎ)EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A」です。スポンジパッドにタオル地パッドカバーが3つ、毛フカパッドカバーが2つにワックス用のヘラまでついてくる、車磨きに必要なものがほとんど同梱されています。あとは好みのワックスやコンパウンドを揃えるだけ。もちろん、これまで使っているものがあればそれでもOKです。
回転数は50Hzで約900〜3,000min-1の無段変速タイプ。車のワックスがけや拭き取りだけでなく、床磨き、ツヤ出しにも活用できます。
1.5Kgと軽量ながら、木工の研削や車磨きなど多用途で活躍する電動ダブルアクションポリッシャーが「リョービ サンダポリシャ RSE-1250」です。木工研削で削った木屑が散らからないための、集じん袋が取り付け可能です。
6,000~12,000min-1間で速度調整ができるので、用途に合わせて回転数を調整できます。別売りのパッド用パーツを組み合わせることで、幅広い用途に使えるのでDIYが趣味の方にも便利な1台です。
1.5kgの重量も軽い方ですが、低重心設計と振動をおさえることでさらに使いやすさを向上させたのが「BOSCH(ボッシュ) 吸じんランダムアクションサンダー PEX260AE」です。また、作業中に手を添えて支える場所には、ラバーパッドが取り付けられているので、しっかりとボディを保持することができます。
使い勝手のよさだけでなく、回転数も2,000~12,000min-1の間で無段階変速が可能。低速での磨き仕上げや高速での研削作業など、材質や目的に合わせたコントロールが可能です。
作業に合わせてギアアクションとダブルアクション、双方の電動ポリッシャーの役割を果たす、幅広い用途に使える製品が「マキタ(Makita) 125mm ランダムオービットポリッシャ(マジック式) PO5000C」です。傷取りなどしっかりと研磨が必要なときはギアアクションで、ツヤ出しなど柔らかなタッチの作業を行うときはダブルアクションが活躍します。
回転速度の調節は、最大速度を決めるダイヤルと引き加減で回転が変わるトリガーで行います。磨き具合を確かめながらの微調整がやりやすい操作性になっています。
本格派の電動ポリッシャーの中では最軽量クラスとなる1.3Kgを実現したのが、「BOSCH(ボッシュ) 吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AE」です。手で支えやすい形状のデザインで安定感を高めるソフトラバーグリップの貼り付けられており、高い操作性を実現しています。
回転数は7,500~12,000min-1の間を無段階で調整できる電子無段変速ダイヤルを採用。作業に合ったスピードで作業することができます。
ワックス掛け用バフが2つ、仕上げ用バフが1つセットになった、車の塗装面磨き用の電動ポリッシャーが「PROSTAFF(プロスタッフ) シャインポリッシュS AC100V」です。 本体重量は1.98Kgと比較的軽量で扱いやすく、低振動設計なので電動ポリッシャー初心者の方でも機械に振り回されることなく、安定して使用することができるでしょう。
また、この低振動モーターは低騒音に対応しているのもうれしいポイントです。
最後に少し変わったダブルアクションポリッシャーを紹介します。空気圧で動作する「astarye エアサンダー Astarye 空気圧 ダブルアクション」です。
使用にはエアコンプレッサーという圧縮空気を噴出する機械が必要です。本製品を使うためにわざわざエアコンプレッサーを揃えるのは大変ですが、もしエアコンプレッサーをお持ちなら候補のひとつにしてもよいのではないでしょうか。
本体重量が1Kgと軽量で、さまざまな研磨や仕上げ作業で活躍してくれます。
最初は用途に合わせたモデル選びを
車のボディ磨きを主な用途として電動ダブルアクションポリッシャーを紹介してきましたが、電動ポリッシャー自体はいろいろな用途に使える工具です。ただ、高機能なものはパワーが強すぎたり、ポリッシャーの当て方にコツが必要だったりと、初心者には難しい点も多い工具です。初めての購入なら、車磨き用のオプションがセットになっているものや、低速での調整がやりやすいものから選ぶのがおすすめです。
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