北欧スタイルの椅子おすすめ5選!【有名デザイナーの名作も】
憧れのインテリアはありますか?
家は人生の多くの時間を過ごす場所です。
誰しも居心地のいい素敵な家に住みたいと思っているはず。
日本では北欧スタイルと呼ばれるテイストが大人気です。
それは北欧の家具やインテリアの雰囲気が、日本人の感覚にとてもマッチするからです。
この記事では空間の雰囲気を大きく左右する椅子についてご紹介します。
北欧には家具デザインの巨匠と呼ばれる偉大なデザイナーがたくさんいます。
有名デザイナーと名作と呼ばれる椅子を知り、オシャレな家を目指しましょう。
北欧スタイルとは?
北欧とは、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドといった北ヨーロッパにある国のことを指します。
北欧は寒さがとても厳しい地域で冬の季節が長い場所です。
そのため必然的に家で過ごす時間が長くなり、質の良い洗練された住空間が作り上げられていきました。
広々とした室内に座り心地の良い椅子。
北欧の家はとても居心地がいいのです。
配色にも特徴があり、日照時間が短いため部屋の中は明るくしようと、スモーキーがかったブルーやイエローをポイントに取り入れることが多いです。
白やグレーのモノトーンを基調とした部屋に、アクセントが入る色使いが北欧らしく、シンプルながらハイセンスな空間となっています。
北欧椅子の特徴
北欧の椅子は日本と相性抜群だと言われています。
それは、北欧の椅子の多くが木製だからです。
日本は木の文化です。
最近では鉄筋やコンクリートの家が増えましたが、長い歴史の大半を日本は木の家に暮らしています。
そんな木の温かみを感じる暮らしが根付いている日本人には、北欧のウッドテイストなぬくもりのある椅子が感性に合い、部屋にもとても合わせやすいのです。
北欧の椅子は世界中で大人気で、デザイナーズチェアと呼ばれるものが多く、ブランドを確立しています。
代表デザイナー紹介
北欧からたくさんのデザイナーズチェアと呼ばれる、時代を超えて愛される椅子がたくさん生まれています。
そんな名作を生み出した有名なデザイナーの一部の人をご紹介します。
ハンスJ・ウェグナー
デンマーク出身の椅子デザイナーであり、木工職人です。
生涯に500種類以上の椅子のデザインを手掛ける。
ニューヨーク近代美術館をはじめとする世界中の美術館で、ハンスの手掛けた椅子がコレクションされています。
木工職人としての高い技術と木への深い知識を持ち、シンプルな美と機能性を追求したデンマークを代表するデザイナーです。
代表作には、Yチェア、チャイニーズチェア、ピーコックチェアなどがあります。
アルネ・ヤコブセン
デンマークの建築家であるアルネ・ヤコブセンは、首都コペンハーゲンにたくさんの建築物を残しています。
アルネ・ヤコブセンは建築だけでなく、家具、照明、食器、時計の文字盤まで空間に関わるもののデザインをしています。
トータルの美にこだわったデザイナーです。
手掛けた椅子には、エッグチェア、セブンチェア、アントチェアなどがあります。
フィン・ユール
「家具の彫刻家」と呼ばれるフィン・ユールはデンマーク出身のデザイナーです。
彫刻を思わせる美しい曲線を持つデザインを得意とし、「世界で最も美しい肘掛けを持つ椅子」と呼ばれるイージーチェアNo.45という椅子を生み出しています。
他の代表作には、ペリカンチェア、チーフティンチェアなどがある。
アルヴァ・アアルト
近代建築の巨匠の一人と言われるフィンランド出身の建築家です。
建築だけに限らず、家具や照明、ガラスの器などプロダクトデザイナーとしての顔も持つ。
アアルトの作るプロダクトは量産することを考えて作られており、合理性のあるデザインなっています。
背もたれなしのスツール60は、スタッキングができ合理性に富み、世界中で800万脚以上
が売られています。
椅子の代表作には、41アームチェアパイミオ、611チェアなどもあります。
家に北欧椅子を取り入れよう
それでは部屋におきたい北欧椅子をみていきましょう。
椅子はとても存在感を発揮するものです。
空間と調和の取れた椅子を配置できれば、とてもオシャレな部屋することができますよ。
しかし今から紹介するデザイナーズチェアと呼ばれる椅子は、非常に高価なものばかり。
何脚も購入は現実的ではないものもあるので、テイストの参考にして頂ければ。
または中古で正規より安く買う方法もあるもあります。
ダイニングにあう椅子
ダイニングは食事を楽しむ場所です。
家族団らんをしたり、お客さんを招いて食事をしたりこともあるでしょう。
よりインテリアにこだわりたい部屋です。
Yチェア
ハンスJ・ウェグナーが手掛けた椅子です。
よくカフェなど商業施設で使われていて、きっと気づかないうちに誰もが見るか座るかしたことがあるはず。
背もたれがY字になっていることから、Yチェアと呼ばれています。
座面に籐が使われていることが特徴的で座り心地がよく、どの角度から見ても美しいと言われています。
座面の張替えなど心配する人もいますが、販売元であるカール・ハンセン&サンジャパンが修理も行ってくれます。
アントチェア&セブンチェア
どちらもアルネ・ヤコブセンがデザインした椅子です。
アントチェアはアリを思わせるフォルムからアリンコチェアとも呼ばれています。
スッキリしたデザインのため、どんな空間においても溶け込み、スタッキングができるため、機能性にも優れている。
アントチェアの後継として作られたのがセブンチェアで、こちらもシンプルな形が大人気。
カラーバリエーションが豊富にあり、部屋の色に合わせた色を選ぶことが可能。
クッション性のあるレザーカバーを付けることもできるそうです。
どちらもシンプルでコンパクトなため使い勝手がよく、キッチンや玄関などちょっとした空間に置いても重宝します。
書斎にあう椅子
書斎は家で仕事をする人や本好きであれば誰もが憧れる空間です。
書斎にはゆったりした座り心地の良い椅子を置きたいものです。
エッグチェア
この丸みを帯びた特徴のある形はきっと見覚えがある人が多いのではないでしょうか?
アルネ・ヤコブセンがデザインしたエッグチェアです。
体を包み込んでくれる形は安心感とプライベートな空間を作りだしてくれます。
その当時の新素材硬質発泡ウレタンで形が作られ、その周りを覆う生地はレザーやファブリックなど、バリエーションに富んでいます。
イージーチェアNo.45
上でも紹介したように、フィン・ユールの代表作「世界で最も美しい肘掛けを持つ椅子」と言われているイージーチェアNo.45 。
まるでアート作品のような芸術性が人気です。
シンプルな書斎にこの椅子を置いたなら、美しいフォルムが際立ちます。
世界で最も美しい肘掛けに腕を置き、どっぷり読書に浸りたくありませんか?
まとめ
北欧の有名なデザイナーや椅子をご紹介してきました。
どれも何十年も前にデザインされたものなのに、現在でも愛され続けており、未だに憧れの対象である北欧椅子。
ぬくもり溢れる空間やシンプルなのにハイセンスな空間など、北欧には日本の憧れが詰まっています。
現在はIKEAやニトリなどで安い家具を買うこともできますが、インテリアにこだわりたい人にとっては、椅子は非常に重要なアイテム。
ぜひ偉大なデザイナーが生み出した名作にたくさん触れて、自分にとっての特別な一脚を見つけてください。
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