夏キャンプの持ち物 家族で行く子ども連れ1泊2日に必要なアイテム
日常から離れて、家族で夏の野外を楽しむならキャンプがおすすめです。とはいえ、キャンプ初心者にとっては、何をどのくらい準備すればよいのか見当がつきにくいものです。
キャンプで必要な持ち物は、時期や期間、場所などによって変わります。とくに、年齢の小さな子どもを連れていくときは、天候や体調の変化にも配慮が必要です。
本記事では、1泊2日で子どもを連れて家族で夏キャンプに行く場合の持ち物のほか、アイテムの種類や用途を紹介します。
目次
家族で行く子ども連れ1泊2日キャンプの持ち物
ここでは、家族で1泊2日の夏キャンプに行くとき、少なくとも揃えておきたい持ち物について説明します。
テント・関連アイテム
テント関連の基本的なアイテムについては、以下の3点です。
- ファミリー向けテント(布製などの簡易的な家屋)
- グランドシート(テントの底面と地面の間に敷くシート)
- タープ(屋根として日差しや雨を防ぐ広い布)
テントを利用する際は、テントと地面が直接当たってしまうことを防ぐために、グランドシートを準備しましょう。グランドシートをテントの下に敷くことで、地面のデコボコを感じにくくなり、怪我防止にもつながります。また、雨天のときは地面からの湿気を遮断したり、テントの下からの浸水を防いだりする役目をします。
テントには複数の種類があり、なかには、タープがテントと一体化しているタイプのものもあります。
テントの種類については、後の章で詳しく紹介します。
寝具・インナーマット
テントの中で心地よく眠るためには、シュラフと呼ばれる寝袋と、寝袋の下に敷いて使用するインナーマットが必需品です。
インナーマットは、ウレタン素材のものが多く、地面のデコボコや不快感を軽減してくれます。
- シュラフ(寝袋)
- インナーマット(寝袋の下に敷いて使うマット)
シュラフには、大きく分けて2つの種類があります。シュラフの種類についても、後の章で紹介します。
折りたたみテーブル・椅子
休憩をしたり食事をしたり、あるいは子どもが図画工作などをするときにもテーブルと椅子が必要になります。
- 折りたたみテーブル
- 折りたたみ椅子
キャンプなどのアウトドア用のテーブルは、持ち運びが便利な折りたたみ式が主流です。テーブルの広さや高さにはいろいろなタイプがあります。テーブルのサイズは、子どもの年齢や、家族の人数などに合わせて選びましょう。
また、人数に合わせた椅子も必要になります。椅子もテーブル同様に、折りたたみ式になります。サイズは、使用する人の体に合わせたものを選ぶとよいでしょう。
洗面用具・入浴グッズ
1泊2日のキャンプでは、洗面用具と入浴グッズが必要です。
- 歯ブラシ
- シャンプー・リンス
- 石鹸
- ハンドソープ
- ボディシャンプー
- タオル(数枚)
洗面用具と入浴グッズは家族の人数分あれば困ることはないでしょう。タオルについては人数分よりも多めに持っていくと安心です。
石鹸は、ハンドソープやボディシャンプーの代わりをするほか、食器を洗うこともできるため、濡れても持ち運びができるように携帯用の石鹸ケースに入れて持参すると重宝します。
着替え衣類・防寒具
とくに子どもを連れてのキャンプには、多めの着替えが必要です。さらに、子どもも大人も防寒具を持っていきましょう。
- 着替え衣類
- 防寒具
キャンプでは、自然に触れる時間が長いため、衣類を汚したり濡らしたりする可能性があります。衣類を濡れたままにしていると、体が冷えたりして体調を崩しやすくなるため、早めに着替えるなど配慮が必要です。
また、日中は天気が良く暖かくても、急に雨が降ったり、夜になると気温が下がったりすることも考えられます。長袖・長ズボンの衣類に加えて、ウインドブレーカーやパーカなど、上から羽織れる防寒具を持参しましょう。
医薬品・虫よけグッズ・日焼け止め
キャンプ場では、いつもよりも行動的になることで思わぬ怪我をしたり、朝と夜の気温差で体調を崩したりすることも考えられます。医薬品は、必ず常備しましょう。また、急激な日焼けを避けるために、日焼け止めも必要です。
さらに、夏場は虫が発生しやすいため、虫よけグッズ(蚊帳や虫よけスプレーなど)も必需品です。
- 医薬品
- 虫よけグッズ
- 日焼け止め
医薬品は、消毒液や解熱剤、胃腸薬、虫刺され薬、ほかにはバンソコウ、ガーゼ、包帯などがあると安心です。
食事を楽しむアイテム
キャンプ場で食事を楽しむためには、以下のアイテムが必要になります。
- 食材
- 飲料水
- クーラーボックス
- 食器・カトラリー
- ナイフ・まな板
- クッカー(フライパンなどの調理器具)
- ガスバーナー・コンロ
料理の幅が広がるダッチオーブン(炒める・蒸す・煮込むができる鍋)も、あると便利です。
テントは用途や人数に合わせて選ぶ
アウトドアで快適に寝るためにテントは必需品です。テントには、ドームテント・2ルームテント・ワンポールテントの3種類があります。
ここでは、それぞれのテントの特徴や設営の難易度について紹介します。
ドームテント|どんなニーズにも合う定番
ドームテントは、キャンプで主流になっているドーム型をしたテントです。丸みがあるデザインで、外からの風を受け流しやすく、耐風性に優れています。また、前室と呼ばれるスペースが、他のテントよりも広くなっていることもドームテントの特徴です。
テントのサイズは、利用する人数と天井の高さを基準にして選びます。販売されているテントには使用可能人数が記載されているため、「利用する人数+1人」を目安にします。天井の高さは180cm前後が基準になりますが、快適さをより重視する場合は、さらに高さがあるタイプを選ぶとよいでしょう。
ドームテントは、比較的組み立てやすいタイプです。なかでも、より簡単に組み立てられるように、取付け箇所(フレーム、インナーテント、フライシート)が色分けされているものを選ぶと、スムーズに設営できます。
2ルームテント|子どもがいるファミリー向け
2ルームテントは、寝室とリビングの2部屋がつくれるテントです。子どもがいるファミリーはもちろん、ゆったりとしたスペースを好む人や、寝室と食事をする場所を分けたい人にもおすすめのタイプになります。
2ルームテントがひとつあればタープは不要で、寝床とリビングスペース2つの役目がまかなえます。1種類の設営の方法のみ覚えればよく、キャンプが初めての人も挑戦しやすいのがポイントです。
テントの前面または壁面がメッシュ状になっているため、風を通ししながらも、虫よけができます。また、フルクローズすると雨風をシャットアウトできるため、多少の雨なら浸水を防げます。
ワンポールテント|設置がしやすく個性をアピール
ワンポールテントは、1本のポールで建てられるタイプのテントで、屋根が尖った三角の形をしています。
違った形のテントにアレンジすることができるため、個性をアピールするなどして楽しめるのが特徴です。
ポールの本数が1本であることから、設営や撤収が比較的簡単で扱いやすく、コンパクトに収納できます。ワンポールテントの中には、煙突が付いていて薪ストーブがテント内でできるタイプのものもあります。夏以外にキャンプを楽しむときにも、向いています。
シュラフ(寝袋)の種類と選ぶ基準
テントの中で寝泊まりするキャンプは、外気の影響を大きく受けるため、快適に眠れるシュラフ(寝袋)が必要です。就寝時に使用するシュラフには、マミー型(人形型)、レクタングラー型(封筒型)の2種類があります。
マミー型は、頭まですっぽりかぶれるため、冷気が入り込むすき間の少ない保温力が高いシュラフです。また、コンパクトに収納できるため、登山やトレッキングでよく使われます。人によっては、レクタングラー型よりも窮屈に感じることがあります。価格は、レクタングラー型と比べて高めです。
レクタングラー型は、封筒型をしているためマミー型よりも窮屈感が少なく、布団に近い感じのシュラフです。価格はマミー型よりも、比較的安くリーズナブルです。保温力はマミー型よりも低く、重みがありかさばる点が短所になります。
また、シュラフの中に入れて使用するインナーシュラフも販売されています。夏場など、シュラフが暑く感じる季節なら、生地の薄いインナーシュラフを1枚で使う方法もあります。対して、寒い季節ならシュラフの内側に入れて使用すると、保温力を高められます。
使用環境に合わせて、シュラフを選びましょう。
※アウトドア用品総合ブランドの「キャプテンスタッグ」では、マミー型(人形型)、レクタングラー型(封筒型)以外に、オリジナル商品としてエッグ型(卵型)のシュラフを製造販売しています。
クーラーボックスの特徴と選び方
クーラーボックスには、ソフトタイプとハードタイプの2種類があります。
ここでは、特徴や選び方について紹介します。
クーラーボックス(ソフトタイプ)|折りたためる
ソフトタイプのクーラーボックスは、軽くて運びやすく、使わなくなったらコンパクトに折りたためるため、行き帰りの荷物の負担を少しでも減らしたい人には向いています。ハードタイプに比べると保冷力は低くなりますが、普段の使用頻度が低い場合は、場所を取らず収納できるのがポイントです。
4人家族で1泊2日なら、25リットルくらいのサイズを2つ用意すると、持ち運びの負担にならず、用途によって使い分けられるため便利です。
クーラーボックス(ハードタイプ)|保冷力が高い
ハードタイプのクーラーボックスは、外部からの衝撃に強く保冷力が高いのが特徴です。例えば、傷みやすい肉や魚介類、野菜などを入れておくのに向いています。
また、瓶に入った調味料やアルコール類なども、クーラーボックスを落とすことがない限り、割れる心配がありません。キャスターが付いているタイプのクーラーボックスもあり、車から降ろしてキャンプ場に持ち込むときなど、移動時の負担が軽減できます。4人家族で1泊2日なら、40~60リットルの間のサイズを目安にするとよいでしょう。
キャンプが終わってクーラーボックスの中が空いた場合は、食器類や洗濯物などを入れるなどして活用できます。
ウォータータンク|調理や手を洗うときに使う
テントを張るスペースで水場をつくるには、ウォータータンクを準備しましょう。ウォータータンクには、ソフトタイプとハードタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ソフトタイプ |
ハードタイプ |
|
---|---|---|
メリット |
軽くて持ち運びしやすい |
硬くて丈夫である |
デメリット |
自立しにくい |
荷物がかさばる |
ソフトタイプのウォータータンクは、ポリプロピレンという素材で作られていることが多く、たためるので、持ち運びや収納のしやすさが大きなメリットです。
一方で、ハードタイプのウォータータンクは、ポリエチレンや樹脂といった硬い素材で作られているため、壊れにくく安定性があります。水の注ぎやすさの点でも、ハードタイプの方が扱いやすいのが特徴です。
キャンプに出掛ける回数が少なく、ウォータータンクを頻繁に使用しない場合や、移動の車に乗せるスペースが少ない場合はソフトタイプ、使用頻度が多く強度や安定性を優先したい人にはハードタイプが向いています。
ウォータータンクのサイズ(容量)は5リットル以下から20リットルまであり、サイズが小さいほど持ち運びがしやすくなります。適切なサイズがわからない場合は、1~2人で5リットル以下、3~5人で5~10リットル、5人以上なら10~20リットルを目安にするとよいでしょう。
調理を楽しむバーナーの選び方
本格的に調理を楽しむなら、バーナーがあると便利です。
バーナーには3種類あり、それぞれの特徴や選ぶポイントについて説明します。
シングルバーナー|携帯性に優れる
シングルバーナーは、携帯性に優れ卓上でも使用可能なバーナーです。種類が豊富で、ボンベを直接つける一体型とホースでつなげる分離型があります。荷物をあまり持てないときに向いています。気温や火力によって、使える時間の長さが変わります。本格的な料理をする場合には、シングルバーナーよりもツーバーナーの方が向いています。
ツーバーナー(ガス式)|大きな鍋やフライパンを安定して置ける
ガス式のツーバーナーは、設置すればワンタッチで使えるバーナーです。日ごろのメンテナンスも必要ないため、ガソリン式のバーナーよりも手軽に使えます。組み立てるだけで使えるので、初心者にも扱いやすいといえます。
ただし、ガス式の場合、外気温が低いとガスが気化しにくいため、火力も安定しにくくなります。使用環境にあったボンベを使用しましょう。
ツーバーナー(ガソリン式)|外気温に影響されにくい
ガソリン式のツーバーナーは、外気温が低くても火力が安定しやすいバーナーです。燃費もガス式のものより優れており、泊まる日数が多いときに向いています。ただし、燃料タンク内を加圧するポンピング作業やメンテナンスに手間がかかります。
扱いに慣れるまでに時間がかかるため、キャンプに慣れてきた人に向いているといえます。
まとめ
キャンプの持ち物は、時期や期間・場所などによって変わってきます。今回は、比較的年齢の小さい子どもがいる家族が夏場に1泊2日でキャンプに行くときの主な持ち物をピックアップしました。
テントやシュラフ、クーラーボックスなどもそれぞれ種類がたくさんあります。キャンプまで日にちに余裕がある場合は、買い忘れがないように、また余計な出費をおさえるためにも、店舗に足を運び店頭でアドバイスをもらうと安心です。
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