
断熱シートのおすすめ10選! 選び方のポイントも一緒に紹介!
断熱シートを上手に使って1年中快適な室内環境を!

断熱シートといえば、冬に窓ガラスに貼り暖房効率を高めたり、結露防止に利用したり、という使い方が一般的です。しかし、その効果を最大限高めるにはどのような断熱シートを選べばいいのでしょうか。断熱シートの選び方を紹介しつつ、おすすめ商品も紹介していきます。
断熱シートの選び方4つのポイント
断熱シートを使ってみようと思った理由、目的をまず考えてみましょう。断熱シートを選ぶときには、その目的が達成できるような商品を選択することが大切です。選び方のポイントを通して、ご自身の目的に合ったものを見つけるコツを探っていきましょう。
冬用を選ぶかオールシーズン用を選ぶか
断熱シートといえば冬のものというイメージがありますが、オールシーズン使用できる断熱シートもあります。室温と外気温の熱交換を断つという目的は共通ですが、オールシーズン用には夏の強烈な紫外線をカットするという目的がプラスされます。1年間使用する耐久力も求められるので、価格的にはオールシーズンの方が高くなります。しかし、季節に合わせてシートを貼り替える手間から解放されるので、忙しい方にはそれもメリットのひとつになります。
またこれは断熱シートの副次的な楽しみ方ですが、さまざまな模様やイラストが描かれた断熱シートもあります。インテリア的な楽しみはもちろん、外からのプライバシー保護としても役立ってくれます。このような目的を断熱シートに求める場合もワンシーズン限りのシートより、オールシーズンの方が長く楽しめます。
シートの厚みや構造によるメリットデメリットを考えよう
高い断熱効果を求めると、断熱シートは厚くなりがちです。緩衝材として活用されるプチプチを内側に挟み込んだような構造の断熱シートもあります。フィルムだけでなく、空気の層を併用することでより高い断熱効果を求める方に向いています。
一方このように断熱シートが厚くなったり、構造が複雑になったりすることで、窓ガラスからの視界を見えにくくしてしまうことになります。天気の確認など外の様子を確かめたいときにいちいち窓を開けるか、シートを貼ってない窓まで移動する手間がかかります。太陽の光も入りにくくなるので、室内が少し暗く感じられるかもしれません。
商品選びの際に断熱効果だけに気を取られてしまうと、後でこれらのデメリットに気づいて後悔してしまうかもしれません。メリットデメリットを考えて商品を選ぶようにしましょう。
シートの貼り付けやすさに注意して選ぼう
断熱シートを選ぶ際には、窓ガラスのサイズを事前にチェックしておく必要があります。中途半端な隙間が空いてしまうと、見た目もよくない上に境目に埃や汚れがたまりやすくなります。
部分的に結露が起こる可能性もあるので、窓ガラス全体にちょうどよく貼り付けることが大切です。そのためには、採寸した窓ガラスサイズよりやや大きめのシートを選ぶことが大切です。はみ出したシートは簡単にカットできるので、ちょうどよく調節しながら貼り付けていきましょう。
また貼り付けは、霧吹きで窓を濡らして貼り付けるタイプ、シールで貼り付けるタイプがあります。濡らして貼り付けるタイプはシール跡が残らない安心感がありますが、やや作業に手間がかかります。シールタイプは作業はやりやすいのですが、シール跡が残らないか不安があります。また何度も貼り直すと接着力が弱まっていきます。
おすすめの断熱シート10選
断熱シートの特徴や選び方のポイントを踏まえて、おすすめの断熱シート10選を紹介します。メーカー各社もいろいろと工夫を重ねているので、予想以上にニーズにかなった商品が見つかるかもしれません。
夏の強い日差しや放射熱の侵入をカットしてくれるシートが「リンテックコマース 遮熱シート(凸凹ガラス用)」です。断熱シートといえば、冬の暖房効率を高めてくれるものですが、本製品は夏の冷房効率アップに期待ができる夏用断熱シートです。
本製品の特徴は、水や糊を使わずに貼れる吸着タイプである点があげられます。簡単に貼ったりはがしたりができるので、汚れがつかないように保管しておけば、来シーズンもまた使用できます。
4mm厚のシートでしっかり断熱「ニトムズ 窓ガラス断熱デザインシートフラワーピンク」
いわゆるプチプチを間に挟んだ4mm厚の断熱シートが、「ニトムズ 窓ガラス断熱デザインシートフラワーピンク」です。窓ガラスには水を使って貼り付けます。水が乾くまでは接着しないので、水をつけすぎないように気をつけて作業しましょう。
本製品のサイズは45cm × 180cmですが、90cm × 180cmのものや、ホワイトスノーのデザインバリエーションもあります。
車や窓ガラス用フィルムの専門メーカーによる製品が「Braintec スパッタゴールド75」です。本製品は遮熱効果に優れた銀をスパッタコーティングした製品で、可視光の透過率の高さにもかかわらずしっかり遮熱してくれる点が特徴です。また、陽射によってゴールド色に輝きます。
商品のバリエーションや施工方法のQ&Aなど公式HPの情報もぜひチェックしてみてください。
- Qualsen
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めかくしシート Q100-44.3x200
- 税込み980円
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光が当たるとキラキラ輝く!目隠しにも
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日光や照明器具の光がシートに当たると、キラキラと輝きオシャレです。貼った箇所がくもりガラスのように目隠しされ、プライバシーを保護できます。
家やオフィスでインテリアとして使えます。有害な紫外線をカットし、夏は外からの熱気を遮断し、冬は室内のあたたかさを外に逃しません。結露防止効果もあり、断熱シートとしての役割も果たします。
接着剤いらずで、水だけで貼り付けできます。静電気の力で張り付くので、異物が混ざって一部が浮くことがありません。何度でも張り替えでき、引っ越した先で再利用が可能です。13種類と豊富なサイズ展開で、自分の家の窓ガラスにピッタリな大きさを選べます。
厚さ2mmと採光性を重視したい方におすすめの断熱シートが「ニトムズ 窓ガラス断熱シートクリア水貼リ」です。プチプチ素材を使った断熱シートは、すぐれた断熱効果、結露防止効果はありますが、窓からの視界の悪化や透けて見えるプチプチの見た目というデメリットもありました。
本製品はプチプチを使用せず2mmという薄さなので、やや見通しは悪化しますがじゅうぶん外の様子もわかる程度で、室内への採光もあまり落ちません。
ロール式シールタイプで貼りやすい「アイリスオーヤマ 断熱シート DNS30」
以前断熱シートを貼るのに失敗した、苦労した、という方におすすめなのが、夏冬兼用の断熱シート「アイリスオーヤマ 断熱シート DNS30」です。ロール式なので、貼り付ける分を少しずつ引き出すように、シール面をガラスに接着していけば、思った以上にスムーズに作業がすすみます。
接着力を高め、できあがりの見栄えをよくするために、作業前には窓ガラスをきれいにしておくとよいでしょう。
ここまで紹介した断熱シートはガラスに貼り付けるものでしたが、この「ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム」は貼り付ける場所が異なります。窓のサッシに両面テープを使って貼り付けることで、ガラスとフィルムの間に空気の層を作り2重ガラスにしてしまうというユニークなアイディアの商品です。
よくあるアルミサッシなら問題なく接着できますが、木製でペンキ塗りの窓枠やざらついた特殊加工のサッシには向きません。
UVカット効果で床や壁の日焼けを防ぐ「アール すりガラス対応マドピタシート」
夏冬使える断熱シートが「アール すりガラス対応マドピタシート」です。約4mm厚の3層構造を採用しており、冬の暖房、夏の冷房の効率アップが期待できます。また紫外線も95%カットしてくれるので、家具や床などの日焼けを防ぐこともできます。
デザインにもレース、ブルーレース、グリーンリーフのバリエーションがあるので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
断熱とともにプライバシーが気になる人におすすめの商品が「KTJ 窓用フィルム マジックミラーフィルム K-MS-60200」です。フィルムがマジックミラーの役割も果たすので、明るい方から薄暗い方を見ると鏡のようになり、中の様子がわかりません。
ただし、夜間に室内が明るいと、外からは見えて、中からは外の様子がわからなくなるので、注意が必要です。
デザイン性に優れた窓用断熱シート「DUOFIRE 3D窓用フィルム(モザイク014)」
立体的なガラスタイルを組み合わせたようなデザインで、美しい装飾効果とともに断熱してくれるのが「DUOFIRE 3D窓用フィルム(モザイク014)」です。立体感のある3D柄で光の加減で美しく輝きます。
断熱シートを貼る場合は窓の可動性にも気をつけて

デザインやプライバシーに力を入れたもの、断熱効果の向上に工夫が見られるものなど、さまざまな特徴の断熱シートがあります。ご自身の求めるニーズに合わせて、どのようなタイプのものから探せばよいかを検討してみてください。また、シートを貼ることで窓ガラスの開け閉めに支障があるケースがあります。とくに断熱性の高い厚めのシートだとスムーズなスライドができないなどのトラブルも考えられますので、事前のチェックも大切です。
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