【カメラマン直伝!】写真のデータ管理方法とオススメ外付けhdd

南谷 有美
公開: 2019-07-26

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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大切な思い出を記録した、写真のデータ。「SDカード?」それとも「パソコン?」「USBメモリ?」と、管理する方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、現役カメラマンが実践しているデータの管理方法について紹介していきます。オススメの外付けhddも紹介していくので、参考にしてみてくださいね。


バックアップとは

写真を撮る人だけではなく、携帯電話を持っているなら一度は聞いたことがある言葉だと思います。
バックアップとは、システム異常や装置の故障などによるデータの破損に備えて、ディスクの内容を複製し、別のメディアに保存することを表します。主な保存方法として、USBメモリやCD-R、外付けhdd、クラウドサービスなどが挙げられます。

バックアップの必要性

それでは、なぜバックアップが必要なのでしょうか。
「そんなに壊れるものじゃないし、大丈夫でしょう。」と思っている方、その考え方はかなり危険だと思います。
筆者もカメラマンになる前は、バックアップをとっていませんでした。どうやって管理をすれば良いかもわからなかったので、とりあえずパソコンにフォルダを作って、そこにどんどん保存していく形でデータの管理をしていました。
しかし、ある日突然、パソコンが動かなくなってしまいました。筆者は、すぐに業者に持っていき復旧を試みましたが、パソコン自体は何とか復旧したものの、データは全て消えてしまいました。もちろん、他の所に保存もしていなかったので、そのデータはもう二度と見れなくなってしまいました。
大切な思い出を見返すことができないって悲しいですよね。このことからバックアップについて考え、実践するようになりました。

写真データの管理法

バックアップの必要性を痛感したところで、具体的にどのように写真データを管理しているのかを紹介します!
各ツールの安全性・手軽さ・値段を独自に分析しましたので、参考にしてみてください。

たくさんのデータを扱うなら外付けhdd

外付けhddは馴染みがない方も多いのではないでしょうか?
写真をたくさん撮る筆者は外付けhdd使用しています。
保証がしっかりしており、容量も多いため1番お世話になっています。

外付けhddとは、パソコンに内蔵しているhddではなく、USBケーブルで接続して使用するhddのことです。
外付けhddは、「ポータブル型」と「据え置き型」があります。
「ポータブル型」は、容量が1TB以下のものが主流になります。メーカーによってはUSBケーブルのみの接続でhddを使用できるものもあり、手軽に持ち歩きができる製品として親しまれています。
「据え置き型」は、2TBを超える大容量のデータを管理することができます。コンセントから電源を取る必要がありますが、パソコン内のデータを丸ごとバックアップしたい時などに便利です。

安全性 ★★★★★
手軽さ ★★★☆☆
値段  ★★☆☆☆

たくさん写真を撮る人におすすめです。
値段は1万前後〜と意外と高価ですが、一度購入してしまえば長い間使うことができます。
保証がしっかりしているところもあり、安心してデータを管理することができます。

外付けhdd以外のデータ管理方法

SDカード

パソコンなどを使用しなくてもそのまま保存ができるという手軽さが魅力ですが、安全性に少し心配があります。
SDカードの接続部分はとても繊細で、静電気等でもデータが飛んでしまうこともあります。
また、SDカードはメーカーにもよりますが、意外と高価なもの。毎回新しいものを使っていたら、コストもかかってしまいます。
一時的な保存には向いていますが、長期的な保存には向いていないと言えるでしょう。

安全性 ★☆☆☆☆
手軽さ ★★★★★
値段  ★★☆☆☆

USBメモリ

安全性 ★★★☆☆
手軽さ ★★★☆☆
値段  ★★★★☆

パソコンを持っている方限定になりますが、馴染みのある方も多い方法かと思います。
パソコンからメディアへの移行も簡単で、フォルダ別に管理することもできます。
しかし、小さすぎてどこかにいってしまうということもあると思うので、どこのUSBに何が入っているかを明記して管理すると良いかと思います。

CD-R

安全性 ★★★★☆
手軽さ ★★☆☆☆
値段  ★★★★★

誰かに写真データを渡すときに使用することも多い、CD-R。
パソコンによっては外付けのドライブを購入しなければならないこともあるので、初期費用がかかります。
しかし、手頃に購入できることや、どこに何のデータが入っているのかを把握しやすいことが魅力です。
ちなみに、CD-RとDVD-Rの違いは保存可能なデータ量の違いです。動画等はなく写真だけの場合、CD-Rで十分だと思います。

クラウドサービス

安全性 ★★★☆☆
手軽さ ★★★★★
値段  ★★★★★

クラウドサービスは、バックアップとしても使うことができます。スマホとも簡単に同期できるところも、魅力です。
オススメのサービスは、dropboxやGoogleドライブです。
値段も無料〜で、手軽に利用することができます。

オススメの外付けhdd5選

色々なデータ管理方法をご紹介しましたが、ここでは筆者おすすめの外付けhddをいくつかご紹介します!
ぜひ参考にしてみてください。

BUFFALO ミニステーション USB3.1(Gen1)/USB3.0用ポータブルHDD 1TB HD-PCFS1.0U3-BBA

外付けhddイメージを覆す、薄くて軽いフォルムが特徴。
USBケーブルをパソコンに繋ぐだけと、簡単に使用することができます。
BUFFALOはカスタマーサポートもしっかりしているので、おすすめです。

東芝 USB3.0接続 ポータブルハードディスク 1.0TB(ホワイト)CANVIO BASICS(HD-ACシリーズ) HD-AC10TW

東芝の「CANVIO」シリーズのポータブルタイプです。
おしゃれなデザインで、持っているだけで気分が上がります。
東芝といえばテレビのイメージですが、写真のデータとも相性が抜群です。

SanDisk サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 2TB USB3.1 Gen2対応 防滴 耐振 耐衝撃 SDSSDE60-2T00-J25

SDカードで有名なSanDisk。私も使用しています。
3年間のメーカー保証もついているので、安心です。
こちらは読出しがとにかく速いのが特徴です。待つことが苦手という方におすすめです。

Transcend USB3.1 2.5インチ スリムポータブルHDD 耐衝撃 M3シリーズ アイロングレー 1TB TS1TSJ25M3S

こちらもSDカードで名の高い、Transcend。
何と、2mからの落下にも耐える高い耐衝撃性が魅力です。
大切なデータを安心して持ち運びたい方におすすめです。

I-O DATA 外付けHDD ハードディスク 4TB ポータブル HDPH-UT4DK

老舗アイ・オー・データの外付けhdd。
コンパクトなフォルムです。
windowsとmacの両方の環境で、データを共有できることが魅力です。

バックアップをしてみよう

バックアップと一言で言っても、様々な方法があります。
中でも今回注目した、外付けhdd。貴重なデータを管理する際におすすめのアイテムです。データの容量だけで選ぶのではなく、接続方法やアフターサービスについてもしっかりと確認するのもポイントです。
ぜひ外付けhddを導入して、安心安全に思い出を保存しましょう。

※紹介した商品の価格は2019年6月現在のものです

フリーランスカメラマン
南谷 有美
フリーランスのカメラマン。物撮りやブライダル、学校写真などその内容は多岐に渡るが、現在は広告系がメイン。カメラマンの前は保育士を5年、その他にはファスティングコンサルタント、カラーセラピストの資格を所有し、トレーナー育成経験も有り。

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