パッシブスピーカーのおすすめ9選 置き型タイプ別に紹介
より高音質で音楽を楽しみたい場合、スピーカーにもこだわりたいところです。パッシブスピーカーとはスピーカー内にアンプが内蔵されていないスピーカーで、高音質な音を手軽に楽しめるところが大きな魅力。
初心者でも扱いやすく、商品によっては音楽機器だけでなくテレビなどさまざまなオーディオにつなげることができます。好みの音質が楽しめるパッシブスピーカーを見つけて、より快適なリラックスタイムを楽しんでみてください。
目次
パッシブスピーカーの選び方
まずは、パッシブスピーカーの選び方をご紹介します。「出力ワット数」や「使いやすい形状」「機能性」や「デザイン」などを考慮すると選びやすくなります。好みの音質や使用するシーンに合わせて選べるようになると、使いやすい商品を見つけられます。どのような商品を選んだらいいか迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
出力ワット数をチェックする
ワット数は、スピーカーが使用する電力を指します。使える電力が大きいほど、大きな音を出すことが可能です。また、さまざまな音を繊細に表現できるようにもなるため、音楽がすきな人や本格的なクラシックを聴きたい人はこだわりたいポイント。
リビングや個室などで手軽に音楽や映画を楽しむだけなら、30W〜50Wあれば充分でしょう。一方で、幅広い音量で音楽を楽しみたい場合や繊細な音の聞き分けをしたい場合は、100Wほどあると使い勝手がよくて安心。また、野外やライブハウスなど大空間で使用する場合は、200W以上必要となる場合が多いです。
このように、使用する空間の広さや使い方、好みの音質に合わせて選んでみてください。
使いやすい形状を選ぶ
パッシブスピーカーは、主に3つの形状に分けられます。1つ目は「ブックシェルフ型」です。本棚に入るくらいのサイズ感なので、この名前がつきました。他のタイプよりも場所を取らないため、設置しやすいところが特徴。小型なので低音再生能力は劣りますが、比較的バランスのいい音を楽しめます。
2つ目は「フロア型」です。床置きできることから、この名前がつきました。大型の商品が多く、空間を大音量で満たしたいときにおすすめです。3つ目は、「トールボーイ型」です。こちらも床置きタイプですが、縦長の形状をしておりスペースを取らないところが特徴。
より奥行きのある音を楽しみたいときに向いています。このように、設置するスペースや好みの音を念頭において、形状を選ぶことが大切です。
性能を確認する
パッシブスピーカーは商品によって、付帯している性能が異なります。例えば、ハイレゾに対応していると、よりクリアな音質で音楽などを楽しむことが可能。ハイレゾはCDよりも音質がいいと言われているためです。重低音や些細な音も再現する能力が高く、バンドやクラシックなど複数の楽器を利用している音楽を臨場感溢れるサウンドで楽しめます。
また、低音域の音質にこだわりたい場合には、サブウーファーが搭載されているモデルがおすすめ。サブウーファーとは低音域専用のスピーカーなので、搭載されていることで低音域の再現力がアップします。
このように、好みの音質や重視したい音域に合わせて、性能を確認してみるのも一つの選び方です。
好みのデザインや操作性もチェック
パッシブスピーカーは、一度購入するとなかなか買い替えられるものではありません。だからこそ、部屋のインテリアや他のオーディオに馴染む好みのデザインを選びましょう。カラーやサイズ感など、事前にイメージしておくと選びやすいです。
また、購入してすぐに使えるよう、配線方法や対応プラグをチェックしておくと便利です。接続するオーディオなどを確認しながら選んでみてください。
初心者でも使いやすいパッシブスピーカー【ブックシェルフ型】4選
まずは、比較的安い商品が多い、ブックシェルフ型のパッシブスピーカーを厳選してご紹介します。デスクトップに設置できる商品や手軽に移動できる小型の商品など、初心者でも扱いやすい商品が揃っています。どのような商品があるのか、ぜひ参考にしてみてください。
楽器をモチーフにしたおしゃれなデザインが印象的。ピアノのように光沢感のある上品なブラックに、ギターの曲線を意識したサランネットが目を引きます。底の部分にはしっかりと支えられる三点支持脚が付いており、不快な振動が軽減できるように。
また、コンパクトなサイズながらも独自の深型スタイルを実現することで、重低音もしっかりと再現できるところが特徴です。さらに、スピーカー内部には12cmのコーン型ウーファーも使用しているため、より奥行きのある音色に。
10cmのN-OMFウーファーを搭載しており、重低音をしっかりと再現。スタジオの録音現場にいるような、聞き応えのある音色に仕上げます。
また、砲弾型イコライザーも搭載しているので、特定周波数の乱れを抑えてより滑らかな音質に。音量を上げても、音の乱れが少なくなる仕様となっています。
木目調の家具に似合う、上品な色合いも魅力的です。音響機器ブランドの商品なので、長く愛用したい人にも向いています。
デスクトップでの使用を想定して作られた「Pioneer Stellanovaハイレゾ対応パッシブスピーカーシステム APS-SP101J」。振動を抑えるために、4mm厚の樹脂材を使用しているところが特徴です。デスクトップや棚の上などに置いても揺れが軽減されるため、快適に利用できます。
また、バスレフポートの内側はフレア形状になっており、濁りのない低温が楽しめるところもポイント。出力端子部分には金メッキを使用して、小型でも高品質な音が楽しめるように配慮しています。
軽量小型デザインで卓上利用としてだけでなく、配線を工夫すればおしゃれな壁掛けスピーカーとしても使用可能です。
また、プロ用のモニタースピーカーのために開発された独自のホーン技術を搭載しているところもポイント。高感度で多彩な音をバランスよく出力してくれます。
さらに、迫力のあるサウンドに仕上げる、グラスファイバー製の強化ポリコーンウーファーも搭載。低音域に重厚感をプラスできます。
本格派におすすめの【トールボーイ型・フロア型】パッシブスピーカー5選
続いて、トールボーイ型やフロア型といった大型のパッシブスピーカーを厳選してご紹介します。部屋のインテリアに馴染むおしゃれな商品やアンプと組み合わせて楽しめる本格的な商品まで選びました。ぜひ、好みの音質が楽しめる商品を探してみてください。
自然な音の広がりを表現する「広指向性スーパートゥイーター」を搭載しており、奥行きのある広大なサウンドが楽しめるところがポイント。
部屋のどの位置に座っても、魅力的なサウンドを楽しめます。また、エントリークラスでありながらも、材質までこだわった高品位設計をしているところもポイントです。ハイレゾ機能やクリアなボーカルラインを実現する「高品位エンクロージャー設計」なども搭載しています。
音質や音の広がり方にこだわりたい人に向いている商品です。
クリアな音質にこだわっており、高音質な音楽が自然な広がりを見せるサウンドが大きな魅力。音楽はもちろんのことテレビや映画鑑賞など、今までよりも高音質で楽しめます。
また、ウーファーはスピーカーのサイドに配置されており、音に奥行きが出るよう設計されているところも特徴。アンプと組み合わせて、好みの音質を楽しみたい人にもおすすめです。
ウッドファイバーコーン・ウーハー2基と超軽量のツイーターを搭載しており、低音域から高音域まで幅広い音質を再現することが可能。
しっかりとした重厚感のある低域とクリアな高音域で、音楽や映画がより楽しめるようになります。トールボーイ型ならではの広がりがある音で、空間の中に自然と音が広がります。
また、幅が約162mmとスリムなので、設置場所にも困りません。自宅で本格的なサウンドを満喫したい人に向いている商品です。
- ONKYO
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スピーカーシステムD-412EX
- 税込み98,000円(Amazon)
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本格的なフロア型
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本格的なパッシブスピーカーを探している人におすすめなのが「ONKYOスピーカーシステムD-412EX」です。
独自開発の振動板であるA-Silk OMFを搭載しているところが特徴。 ウーファー部分にはシルク素材、イコライザーはアルミ素材と使い分けることで、不要な振動を軽減しクリアな音質を生み出しています。
また、ユニット間の相互干渉を防ぐために、回路をそれぞれ分けるアイソレート・マウント方式を使用しているところもポイント。微妙なマスキングや雑音を減らすことで、大ボリュームで聞いても快適に。
シックな木目調のデザインで、さり気なく床置きできるデザインです。
「JBLスピーカー4312MII」は、老舗スピーカーブランドであるJBLの定番モデルです。内部の配線を集中配置させた1stオーダーネットワークを搭載しているところがポイント。中音域、高音域の独立したレベル調整が可能となりました。
また、躍動感のある低音域を実現させるためにホワイトコーン・ウーファーも搭載。高音域から低音域までバランスの取れた音が楽しめます。
お気に入りのパッシブスピーカーで音を楽しもう
パッシブスピーカーがあれば、自宅でも本格的な高音質で音楽や映画が楽しめるようになります。通常のスピーカーでは表現できない低音域や高音域などにこだわった商品が多く、バランスの取れた音を満喫できるようになるでしょう。
パッシブスピーカーを設置する場所やスペース、そして好みの音質などを考慮しながら、お気に入りのパッシブスピーカーを見つけてみてください。
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