ASUSの読み方は?2012年に呼び名が統一されてたって知ってた?
目次
ASUSって何??
おそらくパソコン、スマホなどのIT機器に興味がある方はすでにご存じかと思いますが、念のためASUSって何なのかという説明をしておきましょう。
ASUSは、台湾発のパソコンおよび周辺機器のメーカーで、マザーボードのシェアでは何と世界一を誇ります。
また、本業とも言えるパソコンの販売では2018年世界ランキングで6位に位置する大企業で、2010年からベスト5にランクインして以来、常に5-6位を保っています。
近年は、パソコン以外でもZenFoneシリーズのスマホやZenPadシリーズのタブレットでの活躍が目立ちます。
アメリカをはじめ、世界20か国以上でビジネスを展開していますが、日本でも2018年に赤坂に直営店をオープンさせており、これからますます日本国内での成長が期待される会社です。
ASUS公式の読み方
ブランド名が英語表記のため、何と読んだらよいのかわからないというものが時々あります。ASUSもその一つ。
実は日本法人の登記も「アスース」となっているため、アスースが一般的な呼び名でしたが、「エイサス」や「エイスース」、また「ありがとうございます」の短縮版かと聞き間違うような「アサッス」といった呼び名もあり、一体どれが本当なのかわからないといった事態になっていました。
このことは、本社でもたびたび話題に上っていたようですが、当時あえて統一しない放置主義をつらぬいていたことがわかっています。
実際筆者もASUSのタブレットを愛用していたにもかかわらず、正しい読み方がわからず、それなのに調べることもせず、会話の際間違った読み方をしていると思われたくないがために「アスース、え?エイスース?」といちいち言っていた記憶があります。
しかし、それは今となっては笑い話。2012年に正式名称として統一されたのが「エイスース」です。
これにともなって、日本法人の名称もアスースからエイスースに変更されました。
Aをアップルと習ってきた私たち日本人が、どうしてもAで始まる単語を「ア」から読んでしまいたくなりがちなのは仕方ないことなのでしょう。
ASUSの由来
さて、それではなぜこのような若干ややこしめの社名になったのでしょうか。その由来には、少々驚かされました。
このASUSがどこから生まれたかと言えば、あのペガサス(Pegasus)からきているということです。
それならば、頭のPegはどこへ行ってしまったのかという疑問も残りますが...
もしかしてPegとAsusという単語にそれぞれ意味があるのかもしれないと調べてみましたが、語源となるラテン語では見つけることができませんでした。
少し話はそれますが、実は翼の生えた馬で知られるペガサスは、メドゥーサを母に持つといわれているそうです。これもまた驚きでした。
なにはともあれ、公式の由来についての見解は下記のリンクでご覧ください。
ASUSでは読み方についてこんな公式動画も出していた!
2012年に「エイスース」に統一された読み方ですが、そのことを知らない人も多い現実を嘆いて翌年の2013年にASUSが公式に出したのがこの動画です。
say "ey-soos"と読み方を提示し、特にAの読み方を強調した内容になっているのが印象的です。
それでも日本でこの動画が話題になりだしたのは2017年あたりからなので、それまでエイスースが正式な読み方だと認識している人は少なかったのではないでしょうか。
ASUSの読み方はTwitterで話題になったことも!
祝🎉🎉ASUS🎉🎉祝
— ASUS JAPAN (@ASUSJapan) 2017年5月22日
謎のAI半導体メーカーからの謎のトレンド入り。
今日も呼び名で盛り上がっておりますが、ASUSはASUSと読みますよ♪ pic.twitter.com/L9fIt7PT1u
動画が話題になるきっかけとも言えそうなのが、2017年5月の日本語版Twitterトレンド入りです。
実はアメリカの半導体メーカーのNVIDIA(エヌビディア)が、同じく読み方がわからないという話題でトレンド入りしたことにより、ASUSも話題に上がったという経緯です。
さらに公式アカウントからのこんな返しもお茶目です。
ASUSの呼名は2012年にASUSと統一されるまで、ASUSやASUS、またはASUSなどと色々な名前で親しまれ、最終的にASUSとなったが、今でもASUSを始め、ASUSやASUSなどとASUSの呼名に関しては議論がなされる毎日である。#ASUS #もはや早口言葉
— ASUS JAPAN (@ASUSJapan) 2017年5月22日
2chでも話題になっていたASUSの読み方
Twitterや動画だけでなく、かの有名な掲示板5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)でも話題になっていたASUSの読み方。
しかも、2019年となった今でもまだ新しいスレッドが立っている状態とは、意外にもまだまだ正しい読み方が浸透していないと言ってもいいかもしれません。
まとめ
パソコンだけでなくスマホの分野でもがんばっているASUSにはこんなエピソードも満載で、勢いがあるのもうなずけます。
多くのメーカーにとって皆に愛されるブランドづくりというものが、大切になってきている現状がよくわかりました。
今回の記事がASUSの正しい読み方やその由来を知っていただける機会になれば幸いです。
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