〈2024年〉フリース、おすすめ人気11選 アウトドアにも適した機能性に注目
冬の街歩きやアウトドアを快適に楽しむために、あると便利なのがフリースです。ポリエステルなどの化学繊維で作られているフリースは、保温性の高さや軽さも魅力で、しかも洗濯が簡単。使い勝手に優れています。
そこで今回は、フリースの魅力や選び方、おすすめ人気商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
フリースの魅力
フリースは、モンベル・ノースフェイス・パタゴニアといったアウトドアブランドだけでなく、ユニクロのようなファッションブランドからも多く販売されています。活躍の幅が広いフリースの魅力をご紹介します。
寒がりな人の強い味方、防寒性の高さ
フリースは、一般的なニット素材の衣類よりも暖かくすごせます。暖かさの秘密は、起毛素材ならではの、繊維と繊維の間に入り込んだ空気です。この空気が層を作り、体を保温し外部からの冷気を防ぎます。
汗っかきでも安心の速乾性
通気性の高さと吸湿性の低さがフリースの特長です。雨や雪だけでなく汗で湿ってもすぐに乾くので、天候にかかわらず快適にすごせるのが魅力です。
暖房の効いた屋内と寒い外を頻繁に出入りする冬場のウィンドウショッピングのようなシーンでも、何度も脱いだり着たりせずに楽しめます。キャンプで使う寝袋の中に入れる、インナーシュラフの素材としてもおすすめです。
携帯性に優れた軽さ
フリースに使われているポリエステルは、とても軽い素材です。携帯性に優れているので、出張や旅行のように荷物が重くなりがちなときの防寒着として重宝します。
圧縮されたフリース毛布もあり、コンパクトに持ち運べるうえ機能性も高いので、防災用の備えとしておすすめです。特に薄手タイプのフリースは、かさばりにくくコンパクトに携帯できます。鞄に1枚入れておけばちょっと寒いときにも、サッと使えて冷えから守ってくれます。
ミドルレイヤーにぴったり!
寒い日でも、重ね着をすれば暖かくすごせます。重ね着の構成はベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの3層が基本。フリースは、その中でもミドルレイヤーにぴったりのアイテムです。
服の中の熱を保ちつつ、汗の湿り気は外に出す必要があるミドルレイヤーは、フリースの保温性・速乾性の両方を持つ性質と相性抜群。汗冷えを防ぐベースレイヤーと悪天候から体を守るアウターレイヤーとあわせることで、天候や運動量を問わず快適にすごせます。
性別問わず使いやすい3タイプ
メンズウェアの印象が強いフリースですが、使い勝手がいいのでレディースウェアとしてもおすすめです。フリースには、主にベスト・ジャケット・プルオーバーの3タイプがあります。
ベストは、ジレやチョッキとも呼ばれる袖のない服です。袖がないぶんかさばらず、腕が動かしやすいです。アウターの上にベストをあわせてもおしゃれに着こなせ、寒さが厳しくなっても活躍するアイテムです。
袖がついた前開きのトップスがジャケットです。前開きで脱ぎ着しやすく、丈が短めなので、ロングスカートやワイドパンツにもよくあいます。アウターとしても活躍し洗濯も簡単なので、小さな子供のいるママの強い味方です。
Photo by Amazon
前が開いていない頭からかぶるタイプの服がプルオーバーです。セーターのように着用でき、暖かくすごせます。使い勝手がよく、ウィンタースポーツのインナーウェアとしてもおすすめです。
フリースの選び方
普段着なら低価格で買い替えやすいものを、本格的なアウトドア用なら、多少高くても機能面が充実したものがおすすめです。利用する場面や目的にあわせた、選び方のポイントをご紹介します。
暖かな厚手タイプと動きやすい薄手タイプ
フリースは、起毛している毛が長いほど空気を溜め込みます。厚手タイプだと、寒さが厳しくても暖かくすごせます。薄手タイプは暖かさはやや劣るものの動きやすく、着膨れしにくいのが魅力です。
暑いと感じたら腕の部分を折り曲げて使うこともできます。暖かさ重視の方は厚手、スマートに着たい方は薄手がおすすめです。
運動したいならストレッチのきくモデルを!
最近のフリースは、伸縮性に富んだものが多く販売されています。特にキャンプやスポーツのように身体を動かすときに着るなら、ストレッチが効いているものがおすすめです。
動きやすくケガの予防にもつながるので、安全のためにストレッチの効くフリースを選びましょう。
気になる「静電気」を防止
フリースは静電気が起こりやすく、着用中の摩擦で毛玉ができやすい難点もあります。これを技術で解消した、静電気防止アイテムも多数登場しています。
例えば、ノースフェイスのSTATIC-CAREやフォックスファイヤーのANTI-STATICは、静電気対策がばっちり。モンベルでは素材や加工にこだわり、摩耗に強いアイテムを販売しています。いいものを長く愛用したい方は、ブランドごとの素材や加工技術にも注目しましょう。
顔まわりも暖かい、フード付きフリース
フード付きフリースは、急な雨風でもフードをかぶれば顔まわりを暖かく保てます。重ね着ファッションとしてコートの下に着る場合、コートの襟元からフード部分を出しましょう。
薄い生地のフリースを選ぶと、着膨れせずおしゃれに着こなせます。
環境負荷を意識した商品も
フリースを提供するメーカーの中には、ペットボトルや廃棄予定の衣類といったリサイクル素材を原料にして、環境に配慮した商品を開発しているところも増えてきています。
フリース、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるフリースの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
外観 |
商品名 |
特長 |
性別 |
素材 |
サイズ展開 |
---|---|---|---|---|---|
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) デナリジャケット ユニセックス NA72051 |
ロングセラーを続ける定番フリースジャケット |
ユニセックス |
バーサマイクロエコ300(ポリエステル)、ノーステッククロスエコ(ナイロン) |
XS/S/M/L/XL/XXL |
|
patagonia(パタゴニア) メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット 23056 |
風が強く肌寒い日に適した防風性フリース |
メンズ |
ボンデッド・6ミリ厚パイル・フリース(ポリエステル) |
XXS/XS/S/M/L/XL/XXL |
|
CHUMS(チャムス) ボンディングフリース ジップパーカー |
防風性と保温性に優れた3レイヤー構造 |
メンズ |
ボンディングフリース(ポリエステル)、マイクロフリース(ポリエステル) |
S/M/L/XL/XXL |
|
Columbia(コロンビア) スティーンズ マウンテン フルジップ 2.0 |
汎用性が高い薄手のフリースジャケット |
メンズ |
MTRフリース(ポリエステル) |
S/M/L/XL/XXL |
|
MAMMUT(マムート) イノミネイター ライト MLジャケット AF メンズ |
1年を通して使いまわせるミドルレイヤー |
メンズ |
マイクロフリース(ポリエステル) |
XS/S/M/L/XL |
|
Columbia(コロンビア) アーチャーリッジⅡ ベスト PM0285 |
冷たい風をブロックし、ウェア内のムレも軽減 |
メンズ |
ウィンドブロックボンディングフリース(ポリエステル)、タスランナイロン |
S/M/L/XL |
|
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) マウンテンバーサ マイクロジャケット レディース NLW72304 |
軽量で保温性に優れたマイクロフリースを採用 |
レディース |
バーサマイクロ100エコ(ポリエステル)、ノーステッククロスエコ(ナイロン) |
S/M/L/XL |
|
Columbia(コロンビア) ウィメンズ マウンテンズ アーコーリング フルジップフリース PL0622 |
保温性と運動性を両立したフルジップフリース |
レディース |
シャギーフリース(ポリエステル)、ストレッチフリース(ポリエステル・ポリウレタン) |
S/M/L/XL |
|
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) アルマディラカーディガン レディース NAW71931 |
アウトドアからタウンまで幅広いシーンで活躍 |
レディース |
バーサマイクロエコ300(ポリエステル) |
S/M/L/XL |
|
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン) ファイバーパイルカーディガン レディース HE52274 |
アレンジしやすいシンプルなカーディガン |
レディース |
ファイバーパイル(ポリエステル) |
WM/WL |
|
L.L.Bean(エルエルビーン) ウィメンズ マウンテン・パイル・フリース・ベスト TC502430 |
重ね着に適した、ゆとりのあるフィット感 |
レディース |
300ウェイト・シェルパ・フリース(ポリエステル) |
XXS/XS/S/M/L/XL |
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長く着るためのポイントを紹介
フリースの魅力や選び方、おすすめモデルを紹介しました。お気に入りのフリースを長く着るためのお手入れのコツや注意点は次の通りです。
お手入れのコツ
フリースのお手入れは、タグに書かれている洗濯表示に従って洗濯しましょう。洗濯に使う洗剤は、優しく洗えるおしゃれ着用がおすすめです。柔軟剤を使うと、静電気を抑える効果があります。また、汚れが気になる部分には、洗剤を直接つけてから洗濯すると汚れが落ちやすいです。毛の長いフリースは、乾いた後にブラッシングをすると毛並みが整います。
フリース×ウールの組み合わせはNG
フリースとウールは、ともに静電気を起こしやすい素材です。フリースはマイナスに帯電、ウールはプラスに帯電するので、組み合わさると静電気が起きやすくなります。静電気は毛玉の原因になるので、フリースには綿素材のインナーをあわせるなど、コーディネートで工夫をしましょう。また、静電気対策には衣類専用の静電気防止スプレーがおすすめです。
寒い冬も暖かいフリースで楽しく過ごしましょう。
まとめ
暖かそうというのは、見た目でも何となく伝わります。ですが、本当のフリースの魅力は実際に着てみないと中々伝わりません。重ね着したときの動きやすさ、アウトドアに出かけたときの防寒性能などは体感なしでは半分も伝わらないでしょう。
やや高めの製品もありますが、様々なブランドを試してお気に入りを見つけるのも楽しいものです。
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