決め手はPCケースにあり!おしゃれなライトアップPCはこうして作る!

Haruki
公開: 2019-01-16

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

コンテスト受賞者に見るおしゃれなライトアップPCの作り方

ここ最近のトレンドを受けてさまざまなPCパーツにLEDが取り付けられるようになりました。しかし、ただピカピカ光らせることを考えているだけでは、芸術的でおしゃれなライトアップPCにはなりません。けばけばしく見えてしまうだけです。
それでは「おしゃれにかっこよく光らせる」ためにはどんな工夫をすればよいのでしょうか?

2017年12月に開催された『Aura SyncでライトアップPCコンテスト』の受賞者の作品を見て、かっこいいライトアップPCの作り方を勉強しましょう!

「ただ光ればいい」は失敗のもと!

ただゴテゴテ、ピカピカしていたらかっこいい!と考えるのはちょっと子ども。大人には主張するところは主張し抑えるところは抑えた、メリハリのあるデザインが洗練されていておすすめです。
コンテストで最優秀賞を受賞したDeath @7980XE+R6E+Xp 2SLIさんはすべてのパーツを発光させつつも、統一感があるのでゴテゴテした印象になっていません。
さすが50台のなかから選ばれている作品です。

LED搭載モデルはやっぱりおすすめ

マザーボード、ファン、電源ユニットなど現在はPCパーツのほとんどにLEDが搭載されています。バリエーションが非常に豊富で、簡単に光らすことができるので自作PCを作るのであればひとつはLED搭載モデルのパーツを選んでおきたいところです。

さまざまなLEDがある中でも、今回のコンテスト受賞者が使用していて注目を集めたのが「アドレサブルLED」と呼ばれるもの。これはLEDの光り方を個別にコントロールできるものなので、光らせ方にこだわりがある人はぜひ持っておきたいタイプです。

内部パーツのメーカーは統一するのがおしゃれ

複数のLED内部パーツを使う場合、パーツごとのメーカーがバラバラだと制御に手間がかかってしまったり、色味が変わって見えるようになったりする恐れがあります。これではおしゃれな自作PCも台無しです。
各パーツのLEDを調和させて、美しさとインパクトを出すのであれば内部パーツのメーカーは統一しておしゃれさを演出しましょう。

配色は統一感を重視しよう

派手なLEDをバンバン使っても、パチンコ屋のようにギラギラした配色からはセンスが感じられません。今回のコンテスト出品者のように「赤なら赤、青なら青!」というように色味を統一しましょう。
レインボーカラーに光るパーツも多く見られますが、上手く使いこなせなければケバケバしくなってしまいます。

配線は正しく丁寧にするのがコツ!

こちらはコンテスト応募者であるDeath @6950x_TitanXpさんのライトアップPC。

水冷ブロックが印象的なこちらのパソコンは内部レイアウトや配線・配管も徹底して考えられているため、少しも無駄やよれがなく完成度が上がっています。やはりぐちゃぐちゃの配線や乱れたレイアウトだと光り方にも統一性がなく、かえって見苦しいです。「ただ光ればいい」と考えず、全体的なヴィジュアルも重視しましょう。

お手軽にライトアップパソコンを作るコツ

ここまで読んで「ライトアップPCを作るのはかなりハードルが高い」と考えた人もいるかもしれません。確かに正確性だけではなく、ビジュアルなどのセンスも求められるライトアップPCはなかなか奥が深い世界と言えるでしょう。しかし、初心者だからといって諦める必要はありません。

まずは簡単なところから始めてみたいという人は、LED搭載ファンやLEDストリップ、コントローラーなどがセットになったPCケース向けのLEDイルミネーションキットを購入してみてはいかがでしょうか?商品によっても異なりますが、キットの中身をPCケースに取り付ければすぐに完成します。

慣れてきたら自分でそれぞれの内部パーツを集めてクオリティを高めてみてはいかがでしょうか?

おしゃれライトアップPCに欠かせないPCケース選び

ここまでで紹介してきたように、おしゃれなライトアップPCを作るためにはパーツの選び方や配線・配色などいくつかのポイントがあります。
しかし、どんなによいパーツやレイアウトを考えたとしてもそれらを格納するPCケースがイマイチだと、せっかくの工夫も意味をなさなくなってしまいます。
芸術的なPCフォルムを形成するPCケースはどのように選べばいいのでしょうか?

PCケース選びでおしゃれ度はかなり変わる

PCケースにはさまざまな素材があります。アルミ、スチール、ちょっと変わったところで木材のPCケースを使用している人もいるほどです。
それぞれ違う良さがありますが、ライトアップPCを自作する場合には中身が見えるパーツ素材のものを選んだ方がいいでしょう。
というより、クリア素材を選ばなければライトアップが見えないので、せっかくLED搭載パーツを買っても意味がありません。

また、ご存知の通りPCケースにはミドルやフルタワー、ミニなどさまざまな種類がありますが、パーツに合わせた大きさのものを選びましょう。
小さなパーツを大きなケースに搭載すると「ライトアップがしょぼい…」という事態になりかねません。

アクリルPCケースよりも強化ガラスPCケース

かつてスケルトン素材のPCケースといえばアクリル素材が一般的でした。しかし、よりPCケースに高級感を求める人が増え、IN WINというメーカーが強化ガラスケースを開発、積極的に販売したことで、現在は強化ガラスPCケースが大きくリードするようになりました。

アクリル素材のPCケースには
・リーズナブル
・加工しやすい
というメリットがありますが、

・静電気や傷がつきやすい
・指紋やほこりがつきやすい
・おしゃれ度が強化ガラスよりも下

というデメリットがあります。

その点、強化ガラスケースはおしゃれなケースが多いことに加えて
・内部LEDや構造がきれいに見える
・水冷クーラーがより映える
・強化ガラスの進化で割れにくい

とより多くのメリットがあります。LEDをきれいに光らせるためには、アクリル素材よりも強化ガラス素材のものを選びましょう。

オープンフレームVS片面ガラスどちらがいい?

強化ガラスのPCケースを選んだところで迷うのが、オープンフレーム片面ガラスタイプのふたつ。
ばっちりLEDイルミネーションが見られるのはもちろんオープンフレームですが、異素材がミックスされた片面ガラスもそれはそれで味があります。
この辺りは自分の設計に合わせて決めるといいでしょう。

ちなみにAmazonで取り扱っている強化ガラスのPCケースを見ると、片面ガラスのものがやや多いよう。値段はスペックや大きさによって異なるので比べにくいところです。

ファンの光らせ方にもこだわりを

ライトアップPCを作る際に注意したい点といえば、ファンの見せ方。PC内部でも大きなウエイトを占めるファンは選び方次第で光らせ方も変わってきます。
ここ最近増えているのが、LEDイルミネーション操作機能に対応できるファンや、独自のソフトウェアでOS上から発光色とパターンを調節できるタイプのファンです。
ボタン一つで光らせ方を変えられるため、細かく色味を調整したい人に合っています。

その他にも半透明フレームや多数のLEDを搭載するファンなどバリエーションは豊富なので、自分がいいと思うものを選びましょう。

メンテナンス性も見逃せないポイント

強化ガラスPCケースはアクリル素材ほどではないものの、アルミやスチール素材と比較すると汚れや指紋が目立つことがあります。それらがつきにくく、またついてしまったとしてもすぐに掃除できるメンテナンス性の高いものを選びましょう。
PCケースの汚れやくもりはLEDの光を濁らせる恐れがあります。

個性派はカスタマイズできるPCケースを

もっともっと個性を出したいという人はカスタマイズできるPCケースを選びましょう。HDDやSSD、水冷システムやラジエーターなどを自由に取り付けることができる
PCケースであれば、自作PCの可能性はどんどん広がっていくでしょう。

まとめ

自作ライトアップPCは現在キットも販売されていて非常に作りやすくなってきていますが、ちょっとしたコツの違いで大きく出来が変わってきます。
PCケースの選び方やポイントに気を付けた上で自分の納得のいくPCケースを作るようにしたいものですね。ぜひ参考にしてください。

実体験重視の専業ライター
Haruki
某大手旅行業者に6年勤務。添乗員を経験し、多数の国や国内のエリアをめぐってきました。今はその経験を活かし、主に旅行記事を中心に手掛けています。映画やファッション、家事など自分興味のあることを中心に実体験に基づいたリアルな記事を書くように心がけています。

  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!