筆ペン、おすすめ人気10選 硬筆・軟筆・毛筆タイプを紹介
筆で宛名を書いたり、年賀状を書いたりできるようになりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、毛筆を使いこなすのは、なかなか難しいものです。筆ペンを使えば、初心者でも毛筆で書いたような文字を、手軽に表現することができます。
筆ペンは毛先の硬さや線の細さが異なる、多彩な商品が発売されています。この記事では筆ペンの選び方と人気商品を紹介します。
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
ペン先のタイプ・素材 |
ペン先サイズ |
インクの種類 |
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トンボ(Tombow) 筆之助 慶弔ツインS GCD-121 |
使い道が広がるツインタイプ |
エラストマー |
細字 |
水性顔料 |
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呉竹(Kuretake) くれ竹 手紙ぺん リフィル式 |
最後までインクがかすれにくくなめらか |
POM |
極細 |
水性染料 |
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呉竹(Kuretake) くれ竹美文字 完美王 中字 XO50-10S |
3つの理想を追求した純国産筆ペン |
毛筆・PEs |
中字 |
水性顔料 |
|
ゼブラ(ZEBRA) 筆サイン 細字 WF1 |
しっかり書ける色あせしないインクを使用 |
記載未確認 |
細字 |
水性顔料 |
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PILOT カラー筆ペン 筆まかせ SVFM-20EF |
イラストにも手紙にも使える細いペン先 |
硬筆・ポリエステル |
極細 |
水性染料 |
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PILOT 瞬筆 本格毛筆 中字 SVS-70FDM |
手や紙が汚れにくい速乾インク |
毛筆・ポリエステル |
中字 |
水性染料(速乾) |
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ぺんてる 筆touchサインペン SES15C |
抑揚や濃淡の組み合わせで、さまざまな描写が可能 |
記載未確認 |
細字 |
水性染料 |
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ぺんてる ぺんてる筆 中字 XFL2L |
本物の筆のような書き心地と品質 |
毛筆・ナイロン |
中字 |
水性染料 |
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ぺんてる ぺんてる筆 金の穂 XGFH-X |
華やかさを演出できる黄金インク |
毛筆・ナイロン |
中字 |
水性顔料 |
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あかしや 極細毛筆「彩」ThinLINE TL300 |
一本一本丹精込めた手作りの筆ペン |
毛筆・人造毛(特殊繊維) |
極細 |
水性顔料 |
筆ペンの選び方|ペン先のタイプに注目
ペン先のタイプは書き心地に直結します。硬筆タイプ、軟筆タイプ、毛筆タイプの3種類があります。
初心者におすすめの「硬筆タイプ」
硬筆タイプはサインペンやマジックに近い書き心地が特徴です。手軽に扱うことができるので、筆ペン初心者は、硬筆タイプから選ぶのがおすすめ。
硬めの筆先で安定した文字が書けるだけではなく、ハネ・トメ・ハライを意識した文字を比較的容易に表現することができます。硬い芯材なので、力の加減による線の太さは調節できませんが、文字の太さを簡単に維持できるのはメリットともいえるでしょう。
年賀状や招待状の宛名や、ご祝儀袋の表書きなど、年に数回しか筆ペンを使う機会がない場合も、硬筆タイプが向いています。
より表現の幅を広げたいなら「軟筆タイプ」
サインペン感覚で使うことはできますが、ある程度の練習や技術が必要になるのが軟筆タイプです。硬筆タイプに比べると柔らかめのペン先は力の加減が必要になります。難易度は上がりますが、表現の幅は広がります。ただし、美しいハネやハライを表現するためには、練習が必要になるでしょう。
太い線を書きやすいのも特長で、封筒やのし袋などの宛名書きに向いています。また、イラストを描くときには「ベタ塗り」の作業に使用できるため、仕上げ用の1本としても役立ちます。
筆の扱いに慣れている人は「毛筆タイプ」
毛筆に近い書き心地が特徴です。ハネやハライのほか、線の強弱も自在に表現することができます。書道の経験者にもおすすめ。墨を用意する手間も省けます。
綺麗な筆文字にこだわりたい方や、イラスト用として活用したい方に向いています。ただし、筆ペンの中では使うのが難易度が高いタイプでもあります。
染料インクか顔料インクか
筆ペンには、主に染料インクと顔料インクの2種類が使われています。
染料インクは発色の良さと伸びが特長。墨汁に近く扱いやすいので、初心者でも手軽に筆文字を表現できます。にじみやすいというデメリットはありますが、ハガキに書く程度であれば染料インクでも問題はありません。ただし、イラスト用としての使用には不向きなので注意しましょう。
顔料インクは、速乾性の高さが魅力です。毛筆タイプの筆ペンを使っていて多めにインクが出てしまっても、にじむ心配がありません。画材として筆ペンを使いたいときにも顔料インクが向いています。文字だけではなく、イラストや重ね塗り用にも適しています。
筆ペン、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数ある筆ペンの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- トンボ(Tombow)
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筆之助 慶弔ツインS GCD-121
- 税込み269円(楽天市場)
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使い道が広がるツインタイプ
-
筆ペンに慣れていない方でも書きやすいのが特徴です。エラストマー芯を採用していて、文字がつぶれにくく、メリハリのある書きぶりになります。
墨色とうす墨色のツインタイプで、慶弔両方に対応しているのもポイントです。
文字のバランスをとれるお助けプレートつきで、はがきや慶弔袋などにまっすぐ書けます。
- ゼブラ(ZEBRA)
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筆サイン 細字 WF1
- 税込み165円(楽天市場)
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しっかり書ける色あせしないインクを使用
-
独自の筆サインチップにより、手軽に筆文字を書けます。サインペンと似た使い心地のため、筆ペン初心者にぴったりです。
乾くと水に強く、色あせしないカーボンインクを採用。インクジェット紙にも対応しているので、はがきの宛名書きにピッタリです。
シリーズに、宛名書き用は極細タイプも展開。そのほか記帳にもおすすめの中字と、中・細両用タイプがあります。
- PILOT
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カラー筆ペン 筆まかせ SVFM-20EF
- 税込み198円(楽天市場)
-
イラストにも手紙にも使える細いペン先
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カラーバリエーションが豊富な、使い切りタイプの筆ペンです。サインペンのように使えるちょうどよい硬さのハードチップにより、きれいな筆文字が書けます。
微妙なニュアンスも表現しやすい極細のペン先なので、絵手紙などのイラストを描くのにもおすすめです。
色違いでそろえやすい、リーズナブルな価格もポイント。
- ぺんてる
-
筆touchサインペン SES15C
- 税込み165円(楽天市場)
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抑揚や濃淡の組み合わせで、さまざまな描写が可能
-
ぺんてるのロングセラーサインペンに、毛筆の要素を取り入れた新感覚の筆ペン。ペン先がやわらかく、筆のようなタッチ感です。
軽い力ではサインペンのように細い線になり、押しつければ太い線を書けます。
なぞり書きで濃淡をつけたり、ペンを2色使ってグラデーションにしたりすると、おしゃれな描写になります。
外観 |
商品名 |
特長 |
ペン先のタイプ・素材 |
ペン先サイズ |
インクの種類 |
---|---|---|---|---|---|
トンボ(Tombow) 筆之助 慶弔ツインS GCD-121 |
使い道が広がるツインタイプ |
エラストマー |
細字 |
水性顔料 |
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呉竹(Kuretake) くれ竹 手紙ぺん リフィル式 |
最後までインクがかすれにくくなめらか |
POM |
極細 |
水性染料 |
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呉竹(Kuretake) くれ竹美文字 完美王 中字 XO50-10S |
3つの理想を追求した純国産筆ペン |
毛筆・PEs |
中字 |
水性顔料 |
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ゼブラ(ZEBRA) 筆サイン 細字 WF1 |
しっかり書ける色あせしないインクを使用 |
記載未確認 |
細字 |
水性顔料 |
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PILOT カラー筆ペン 筆まかせ SVFM-20EF |
イラストにも手紙にも使える細いペン先 |
硬筆・ポリエステル |
極細 |
水性染料 |
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PILOT 瞬筆 本格毛筆 中字 SVS-70FDM |
手や紙が汚れにくい速乾インク |
毛筆・ポリエステル |
中字 |
水性染料(速乾) |
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ぺんてる 筆touchサインペン SES15C |
抑揚や濃淡の組み合わせで、さまざまな描写が可能 |
記載未確認 |
細字 |
水性染料 |
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ぺんてる ぺんてる筆 中字 XFL2L |
本物の筆のような書き心地と品質 |
毛筆・ナイロン |
中字 |
水性染料 |
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ぺんてる ぺんてる筆 金の穂 XGFH-X |
華やかさを演出できる黄金インク |
毛筆・ナイロン |
中字 |
水性顔料 |
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あかしや 極細毛筆「彩」ThinLINE TL300 |
一本一本丹精込めた手作りの筆ペン |
毛筆・人造毛(特殊繊維) |
極細 |
水性顔料 |
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筆ペンの使い方
筆ペンと箸の持ち方は同じですが、筆ペンは穂先から3センチから4センチほどの場所を持ちます。
サインペン感覚でサラサラと書いてしまうと、筆文字に見えない可能性もあるので気をつけましょう。文字を書くときには、硬筆タイプであっても、線の強弱を意識して筆を走らせるのがポイント。トメ・ハネ・ハライを意識すれば、より綺麗な筆文字を表現することができます。
筆で書いたというアピールをするために「あえて崩した文字を書く」というのも、ひとつの方法です。温かみが伝わる筆文字ならではの表現を楽しんでみましょう。
なお、筆ペンには、細字、中字、太字などの太さがあります。写経や描画なら「細字」、普段使い用には「中字」、書き初めなどには「太字」が適しています。ただし、線の太さは、文字を書くときの力加減によっても大きく変わるので、各商品の太さは目安にする程度にしておくのが無難です。
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