除湿機のおすすめ人気20選!機能や選び方を徹底解説
目次
除湿だけじゃない除湿機が人気
現在は除湿機能のみの除湿機は減少し、多機能な除湿機が主流になっています。衣類乾燥や空気清浄機能など、様々な便利機能が搭載され、何を基準に選べば良いか迷いますよね。
今回は、除湿機の選び方と2020年最新のおすすめ人気除湿機を厳選して紹介します。ぜひ購入や買い替えの参考にしてください。
-
実際に検証して確かめました
-
Moovoo編集部では、除湿機の選び方を実際に最新商品を使って確かめました。詳しい検証結果をお知りになりたい方は、こちらの記事をご覧ください。
購入時に気を付けたい5つのポイント
除湿機選びで失敗しないために、押さえておきたいポイントを5つ紹介していきます。1つずつチェックしていきましょう。
除湿能力や排水タンク容量をチェック
除湿能力とは、1日に除去できる水の量で決まります。数値が高ければ高いほど除湿能力が高く快適ですが、値段も上がるので設置する部屋に合ったサイズを選びましょう。部屋の広さ以外にも木造住宅か鉄筋住宅なのかで適応面積が変わります。
部屋干しが多い人は、ワンランク上の適応面積の除湿機を選ぶのがおすすめです。排水タンク容量は、大きければ大きいほど本体サイズは大型になりますが、こまめに水を捨てる必要はありません。水が溜まった状態で持ち運びするので、水の捨てやすさなども事前に確認しておきましょう。
除湿方式から選ぼう
除湿方式は主に、コンプレッサー方式・デシカント(ゼオライト)方式・ハイブリッド方式・ペルチェ(半導体)方式の4種類があります。
「コンプレッサー方式」は、空気を冷やし、湿気を水滴に変えて除去していくタイプの除湿機です。気温の高い夏の時期に高い除湿能力を発揮。消費電力が少なく省エネが叶います。ただし、コンプレッサーを備えているので運転音が大きく、サイズが大型になる傾向です。
「デシカント(ゼオライト)方式」は、ヒーターを通して水分を集め湿気を除去していくタイプの除湿機です。ヒーターを使うため部屋の温度が上昇するので、冬の寒い時期におすすめ。コンプレッサー方式と比較すると消費電力が約2~3倍となり、電気代がかかるというデメリットもあります。
「ハイブリッド方式」は年間を通じて活躍してくれる、コンプレッサー方式・デシカント方式のメリットを兼ね備えている除湿機です。高機能な分値段が高く、サイズも大きいので設置場所を選びます。
「ペルチェ(半導体)方式」はペルチェ素子という半導体を利用しています。小型で静音性に優れたタイプが多いですが少々パワー不足のため、用途にあわせて選ぶ必要があります。
部屋干しなら衣類乾燥・空気清浄機能が便利
部屋干しを頻繁にするなら衣類乾燥機能付きがおすすめです。特に花粉症の方は、花粉の時期は外に洗濯物を干せないので、重宝するでしょう。最近はPM2.5の影響もあり、衣類乾燥機能付き除湿機のニーズが増えています。除湿もでき洗濯物も早く乾くので快適だとトレンドになりつつあります。そのためパナソニック・シャープといった大手メーカーも、衣類乾燥機能付き除湿機を販売しているほどです。
空気清浄機能付きなら除湿機と空気清浄機を別々で購入する必要がないので、コストもスペースもカットすることができます。1人暮らしや子ども部屋など、狭いスペースにおすすめです。
コスパがよく、お手入れしやすい製品を
排水タンクやフィルターなど除湿機の手入れは、まめに行う必要があります。洗いやすさや取り外しやすさなど、事前にチェックしておきましょう。掃除が苦手な人やまめに手入れをする時間がない人には、自動でカビやホコリを掃除してくれるタイプがおすすめ。値段はその分高くなりますが、手間を減らすことができます。コスパのいい除湿機を探しましょう。
トイレや押し入れに置くならミニ型
トイレや押入れ、靴箱などの狭い場所に置けるスポット型のミニ除湿機が人気を集めています。除湿ができ、カビを防ぐことが可能。除湿能力は通常の部屋に置くタイプに比べれば下がりますが、狭いスペースで使う分には十分です。ミニ型なので場所も選ばず手頃な価格で購入することができます。
【コンプレッサー方式】おすすめ除湿機7選!
人気のおすすめ除湿機を、コンプレッサー・デシカント(ゼオライト)・ハイブリッド・ペルチェ(半導体)方式に分けてご紹介します。メーカー独自の優れた機能など、商品ごとの特徴もあわせてチェックしてください。はじめに暑い季節に大活躍する、コンプレッサー方式の除湿機からです。
洗濯ものを乾かしたいときは、110°上下する吹出口を衣類に向けて風をあてましょう。スポット的に除湿できて、部屋干しした衣類の乾燥時間を短縮します。さらに家計にやさしい節約モードも搭載。1時間あたり約5円を3円へ、約40%の節約が可能です。
除湿能力は1日6.3Lあり、タンク容量は連続運転で約13時間の水を溜められる3.5Lサイズです。除湿機をつけたまま外出しても、タンクが溢れる心配はいりません。10年間交換不要のフィルターには、ウイルス抑制・除菌・脱臭性能があるほか、内部乾燥モードでカビ発生の抑制も。長く清潔に使い続けられる、大人気の除湿機です。
衣類乾燥モードでは、最大3時間連続運転をしたあと1時間おきに湿度を検知。湿度が低ければ、1時間後に運転を停止します。自動モードでは湿度55%を目安に運転し、送風に切り替わる優れもの。ムダな運転を省き、効率よく衣類乾燥と部屋の湿度調整を行う製品です。
湿度の高い・低いがよく分からず、運転モードの設定に毎日迷う必要はありません。除湿機におまかせすれば、快適な湿度に調整します。除湿能力は1日6.5L、タンク容量は2.5Lです。連続排水用ホースも付属しているので、タンクが溢れることを気にせず使えます。
ほかにも湿度設定の長押しで、12時間・24時間のオフ設定。図書館より静かな39㏈の静音設計に加え、1時間あたり約3.8円の省エネ性能も。日常使いに必要な、機能・性能を十分備えている製品です。
市販のホースが設置できる排水口や、簡単に取り外しできるフィルターもうれしいポイント。水捨ての手間が省け、掃除機でフィルターのホコリを吸い取るだけとお手入れも楽々です。毎日使うものだから欲しい機能だけで十分、複雑な除湿機は使いこなせないという方に向いているでしょう。
タッチ操作パネルは大きなデジタル表示で、湿度を見やすく印象的です。機械的ではないスタイリッシュなデザインのため、おしゃれだと人気を集めています。あまり生活感を出したくない、インテイア重視の方におすすめしたい除湿機です。
1日の除湿能力は9Lとパワフル。タンク容量は2Lですが、付属の排水ホースを設置すれば連続使用時も水漏れの心配がありません。そして和室10畳・洋室15畳に対応できる除湿力を誇るのに、1時間あたりのランニングコストは4.13円。電気代を抑えながら、心地よい空気を堪能できます。
1日の除湿能力は12L、タンクも4Lと大容量の空気清浄機能付除湿機。集塵・活性炭・プレフィルターの3層を採用している点が特長です。メーカーによれば、PM2.5よりも小さい0.3μmの粒径を99.97%以上除去する能力があるとか。花粉・ダニのフン・ウイルス・カビ菌を取り除いて空気をきれいに清浄するため、アレルゲン対策も期待できます。
部屋の空気は5段階の色で点灯表示するため、汚れ具合は一目瞭然です。プラス自動で汚れにあわせた運転を行うので、空気がきれいな状態を常に保つことができます。衣類乾燥モードに加えスイングする羽根もあり、洗濯ものの室内干しにも重宝します。ただし除湿だけの運転はできないので、購入時には注意が必要です。
湿気を水滴に変えて除湿するコンプレッサー方式でありながら、ヒーター温風の乾燥機能も搭載しています。パワフルに除湿し、衣類乾燥時には300Wの温風をプラスしてダブル乾燥が可能。オートワイド上下ルーバーと手動の左右ルーバーも活用すれば、幅広い範囲に風が送れます。そのため大量に干した洗濯ものも、スピーディーにカラッと乾くでしょう。
衣類乾燥にはeco・夜干し・標準・厚物モードや乾くと自動で止まるオートストップ機能もあり、使い勝手のよい製品です。除湿には冬モードもあり、一年を通して活用できます。10年交換不要の抗菌・防カビフィルターはウイルス抑制・除菌・脱臭にも優れているため、送風口から出る空気は清潔で安心です。
ひとりで部屋にいるときや、留守番しているペットのクーラー代わりとしてもおすすめです。部屋全体ではなくスポット的に冷やすため、エコに繋がります。
除湿・衣類乾燥モードでは、生乾きの洗濯ものやソファーに付着した汗やタバコ臭の消臭も。プラズマクラスターイオンの風が付着カビ菌の増殖を抑制し、嫌な臭いを消し去ります。スーツや制服といった家庭で洗えない衣類も部屋に掛け、一緒に消臭しましょう。除湿能力は1日10L、排水タンクの容量は2.5Lです。
【デシカント方式】おすすめ除湿機5選!
次にデシカント(ゼイライト)方式の除湿機をご紹介します。衣類乾燥に優れた製品がライアップ、洗濯ものの部屋干しでお悩みの方必見です。
雨の多い時期、前日の洗濯ものが乾かず干す場所に困っている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解消してくれる、単独運転が可能なサーキュレーターを搭載しています。50°・70°・90°の左右自動首振りでスポット的に風をあて、自然乾燥に比べて大幅なスピード乾燥を実現しました。
運転音29㏈と静かなため、夜干しでも睡眠の邪魔をしません。2・4・8時間のオフタイマーや、12時間のオートオフ機能で、ムダな電力消費を防ぎます。1日の除湿能力は5L、タンク容量は2.5Lです。タンクは密閉性の高いフタ付きのため、片手で簡単に水捨てができます。
屋内外にかかわらず、スペースが手狭でいっぺんに洗濯ものを干しきれない家庭に向いている製品です。メーカー独自のカラッとセンサーが、定期的に温度・湿度の変化をチェック。乾燥が終わると自動停止する省エネ設計でムダもありません。
また衣類への湿度戻りを防ぐカラッとキープモード・洗濯ものの量を自動判断するエコナビ・より省エネなおまかせモードも搭載しています。1日の除湿能力は5.6L、タンクは2Lで自動停止。本体は約5.9kgで持ち手があり、部屋の移動は楽々です。
1日の除湿能力とタンク容量は2Lのため、部屋の広さは約5畳までの対応です。しかし衣類乾燥能力は130分と、通常の部屋干しより60%も時間をカットできます。そのため部屋の除湿より、洗濯もの専用として使いたい方におすすめです。
風の吹き出し口は上下に手動で調節ができるので、直接洗濯ものにあてればより早く乾きます。国内のデシカント除湿機の中ではコンパクトなサイズのため、邪魔にならない点もいいところ。使わない日はちょっとしたスペースに収納できます。
ほかにも洗濯ものの状態を見分けて乾燥させるたり自動停止したり、ムダなく効率的に運転する機能を搭載しています。経済性を優先させるなら、おまかせモードでよりお得に。時間のないときは速乾・ゆとりのある日は省エネと、賢く使い分けができる製品です。
乾いた洗濯ものの湿気戻りを防ぐカラッとキープも活用すれば、畳んでしまうタイミングも左右されずマイペースで家事をこなせます。除湿能力は1日5.6L、タンク容量は2Lあり、木造7畳・鉄筋14畳の面積に対応しています。
洗濯乾燥モードでは、強風のカラカラターボでスピーディーに除湿。上下80°に自動スウィングする吹き出し口で、ムラなく洗濯ものを乾かします。メーカーの調べでは、自然乾燥で1時間かかるものを、たった15分に短縮できるとか。湿気の多い季節でも、十分に乾燥能力を発揮する除湿機です。
湿度調整は50%と60%に設定できます。その日の天気や好みにあわせて変更してください。ほかにも強・中・弱の風量設定と3段階のタイマーも。ひと目で分かるタッチボタン式のため、使いやすさも抜群です。スライド式のフィルターで取り外しも簡単。掃除が楽なので、高い頻度で除湿機を使う予定の方におすすめです。
【ハイブリッド方式】おすすめ除湿機3選!
続いてハイブリッド方式の除湿機をご紹介します。季節や天候に左右されず一年を通して活躍する、魅力的な商品がラインアップしました。
送風幅が足りず、風のあたる場所を考えて洗濯ものを何度も掛け直すのは面倒ですよね。一定量の風が上下左右ワイドにあたれば、掛け直しの手間が省けます。干したまま移動しなくても、すみずみまでムラなく乾燥。2kgの衣類なら、約75分で乾かせる製品です。
そのうえナノイーXイオン搭載で、部屋干し臭も撃退。衣類に発生するニオイ菌のもとを除菌し、お気に入りの服を爽やかに仕上げます。ほかにも焼き肉臭・体臭・ペット臭を消し去り、花粉や浮遊ウイルスを抑制。部屋をまるごとケアする除湿機です。木造なら13畳、鉄筋なら25畳まで対応できます。1日の最大除湿能力は12.5L、タンク容量は3.2Lとたっぷり水を溜められます。
高温多湿の時期ほど、ダニの発生を防ぐためにも布団を干したいものです。そんな季節に役立つ、高さの低い除湿機。室内用布団干しを使って真下から風をあてれば、まんべんなく布団を乾燥できます。一年中使えるため、ベランダに布団を干せない家庭にもおすすめの製品です。
ナノイーX搭載で衣類や布製品、部屋の嫌な臭いを除去するほか、花粉・浮遊ウィルス・家庭内のカビを抑制。リビング以外に洗面所やクローゼットの除湿にも効果を発揮します。最大除湿能力は1日8.5L、タンク容量は2.4L。質量は10.5kgと重めですが、キャスター付きなので部屋移動のときに負担はありません。
充実の衣類乾燥機能はほかにも。タイミングや衣類の状態によって送風をお好みで選択でき、半乾きの洗濯物は仕上げモードで一気に乾燥。また洗い忘れや急な着替えが必要なときも、少量速乾モードですぐにカラッと乾かすことができます。
ナノイーXを搭載しているので、部屋干しの嫌なニオイを消臭。浮遊菌やウィルスを抑制し、快適な暮らしを応援します。1日の最大除湿能力は20L、タンク容量は約5Lのため水捨ての回数が少なくて済みます。木造21畳・鉄筋43畳まで対応し、気になる結露や湿気をカラッカラにする除湿機です。
【ペルチェ方式】おすすめ除湿機5選!
最後はペルチェ(半導体)方式の除湿機です。小部屋やクローゼットといったスペースにも置けるコンパクトなものもあり重宝します。用途にあわせて選んでください。
- iimono
-
小型除湿機 VS-550
- 税込み6,480円
-
インテリアにマッチする、シンプルデザインが人気
-
シンプルなデザインが人気を集めている製品です。カラーはホワイトと木目調ブラウンの2展開。どちらも上品な印象で、インテリアにあわせやすいでしょう。
大きさは幅23x奥行14x高さ30.5cmで、足元に置いても邪魔にならないサイズです。重さも2.3kgと軽量なため、持ち運びも簡単。玄関や洗面所の除湿をしたいときも、移動時の負担がありません。またタンク容量も1.3Lなので重くなく、女性や年配の方も水捨てが楽に行えます。
コンパクトでも1日の除湿能力は約600mlあります。満水時自動停止機能・4時間と8時間の切タイマー付きで、使いやすい除湿機です。
暗い部屋で使うと、幻想的な雰囲気になる除湿機。1回のタッチで色をロックすることもできます。39㏈と稼働音が図書館より静かなので、夜はサイドランプとして寝室に置くのもおすすめです。
またランプの赤は、点滅で満水も知らせます。除湿能力は1日450mlでタンク容量1L、対応畳数は8畳から14畳の広さになります。
- lemebo
-
小型除湿機
- 税込み4,300円
-
スタートはワンタッチ!迷わず使える簡単操作
-
本体上部の電源スイッチを押すだけの、簡単操作が魅力の製品です。そのほかのスイッチは一切ないので、誰でも迷わず使えます。
オン・オフだけで、機能的に足りないと感じる方もいると思いますが、除湿能力はよいと評判です。360℃の吹き出し口で効率よく乾燥するため、ECサイトの口コミでは「しっかり働いてくれる」「小さいのに頑張っている」と高評価。ぐんぐん水が溜まり、窓の結露や湿気の嫌な臭いがなくなったとか。特にクローゼットや洗面所、気密性の高い部屋で活躍しています。
1日の除湿能力は300ml、タンクは600mlの容量があります。自動で低温霜取りを行い、静音性にも優れています。さらにメーカー独自の高性能脱臭集塵一体型フィルターを搭載。タバコの煙や花粉といった、0.1umまでの微細粒子を99%除去する除湿機です。
除湿能力は1日約220ml、タンクは700mlの容量があります。4.5畳から10畳の広さに適応するため、一般家庭なら十分活躍が期待できる製品です。重さは930gと軽量なので、高さのある場所にも楽々設置しやすい点に優れています。
そして電気代が1時間0.62円と、省エネなところもうれしいポイントです。1日8時間の運転なら、1ヶ月の電気代はわずか153円。家計にもやさしいおすすめ品です。大きな除湿機では手の届かない場所に使ってみるのはいかがでしょうか。3ヶ月で350ml前後の除湿能力といわれる、使い捨ての除湿剤の代わりにもおすすめです。
毎日300mlの除湿ができる能力があり、タンクには900mlの水を溜めることができます。複数の吸気口が水分を吸収し、360°の送風口から新鮮な空気を吹き出す仕組みの除湿機。置く向きを気にする必要なく使えます。
また35㏈と静音設計なため、寝室や部屋の真ん中に置いてもわずらわしくないのがいいところ。睡眠や会話を妨げず稼働し、爽やかで快適な環境にしていきます。
除湿器を活用して快適な生活を
除湿機を使えば湿気や結露を除去してくれるので、清潔な空間で生活することができます。また、現在の除湿機の多くは、洗濯の部屋干しなど年間を通じて活躍してくれる優れもの。ぜひ自分にぴったりの除湿機を見つけて快適に過ごしましょう!
価格はいずれも2020年7月時点。特に記載がない場合はAmazonの価格です。
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
生活家電の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_