おすすめモニター10選!これで安心モニター選び5つのポイント
パソコン、ゲームと活躍が増えるモニターはどうやって選ぶ?
ノートPCを広い画面で使いたい、ゲームを大画面で楽しみたいなどのさまざまな要望に応えてくれるのが、モニターです。ところが、モニターは用いられている技術や規格で特徴が大きく異なります。モニターの特徴は、使用用途の向き不向きにも関わってきます。そのため、実は、初心者が最適なモデルを選ぶのが難しい製品なのです。
ここではモニター選びの5つのポイントとともに、おすすめのモニター10種を紹介します。
モニター選び5つのポイント
一言でモニターといっても、用いられている技術や規格によって、使用用途の向き不向きが大きく異なります。希望する用途に適したモニターを選ぶには、その技術や規格の特徴を簡単でいいので知っておくことが大切です。これから、購入前に確認すべき5つのポイントを紹介します。
目的に合ったサイズのモニターを選ぼう
設置スペースや使用目的に合ったサイズのモニターを選ぶことが大事です。パソコン作業用なら24インチもあれば十分でしょう。設置スペースに余裕がないなら、21.5インチやそれ以下などの省スペースモデルを選ぶという選択肢もあります。
使用目的が、Blu-ray鑑賞やゲーム用ならできるだけ大きなものが欲しくなると思います。しかし、あまりモニターが大きいと全体を見渡すのに距離が必要になります。モニターの設置場所から鑑賞場所の距離に合わせて、モニターサイズを選びましょう。
もう1つ、画面が大きくなると気になってくるのが画面の解像度です。PCモニターの解像度は2k(1,920x1,080)が一般的ですが、最近は4k(3,840x2,160)モデルのモニターも入手しやすくなっています。
液晶ディスプレイの駆動方式で選ぶ
液晶ディスプレイの駆動方式には、TNパネル、 VAパネル、 IPSパネルの3種類があります。液晶モニターの品質のポイントには、画質、視野角、コントラスト比、応答速度、価格の5つがあり、方式ごとに長所短所があります。応答速度と価格はTNパネルが優れ、コントラスト比はVAパネル、画質、視野角ではIPSパネルが優れています。
例えば、ワープロ原稿などを1人で正面から入力するなら、低価格のTNパネルでも問題ないでしょう。Blu-rayを大人数で楽しむなら、高画質で視野角も広いIPSパネルが理想ですが、価格が高いという欠点もあります。
理想的を言えば、広い用途で使えるIPSパネルが最もおすすめです。応答速度やコントラスト比で他の方式に若干劣っている部分もありますが、新製品が開発される度にその差は埋まりつつありますし、少しずつではありますが求めやすい価格の製品も登場しつつあります。
液晶ディスプレイの表面加工処理を選ぶ
液晶ディスプレイの表面加工には、グレア方式(光沢)とノングレア方式(非光沢)の2種類があります。
グレア方式は発色がよく、映像が引き締まって見えます。しかし、光沢処理をしているため光の映り込みが気になることがあります。また映像が派手に見えるので、長時間の視聴は目に負担がかかります。
ノングレア方式は、映り込みもなく、落ち着いた映像で目にやさしいのが特徴です。
それぞれ一長一短ともいえるので、モニターの使用用途によって選ぶのがよいでしょう。長時間プログラミングをする、資料を作る、などの用途ならノングレア方式、2時間弱程度の映画を観るのならグレア方式が向いています。
モニターの明るさ(輝度)をチェックしよう
液晶パネルの背面には、画面表示のための光源が設置されています。このバックライトの明るさを輝度といい、液晶の見えやすさを左右する大事なポイントになります。輝度は、1平方メートルあたりの光量はカンデラ(cd/m2)という単位で表されます。
輝度が高いと、明るい部屋でも画面が見やすくなります。逆に輝度が低いと、室内を暗くしないと画面がよく見えないということもあります。一般的に、室内で使う場合は200〜300cd/m2もあれば十分でしょう。窓際で直射日光を受けるような場所は、もっと輝度の高いモニターでないと画面がよく見えないこともあります。その場合は高輝度のモニターを用意するより、厚手のカーテンなどで日光を遮る方が手軽です。
接続端子の種類、数をチェックしよう
パソコンやゲーム機をモニターに接続するには、適切な入力端子が用意されていなければなりません。最近のパソコン、ゲーム機であればHDMI端子が主流です。古いパソコンだと、DVI-D端子やD-SUB端子などが使用されている場合もあります。モニター側でそれらの端子からの出力が受けられるかどうかは購入前に必ずチェックしておきましょう。
おすすめモニター10選!パソコン用からゲーム機用まで幅広く紹介
紹介したモニター選び5つのポイントを押さえつつ、おすすめのモニターを紹介します。おすすめの使用用途や機種ごとの特徴も合わせて紹介していきます。
eizo初の27インチ4kモデル。eizo FlexScan 27.0インチ ディスプレイモニターEV2785-BK
27インチの大型サイズながら、フルフラットデザインを採用しています。そのため、フレームの厚さがわずか1mmしかなく、設置スペースを節約と圧迫感のない作業環境を実現します。
接続端子はDIsplayPortx1、HDMI端子x2の他にUSB TYPE-C端子×1を装備。USB TYPE-Cならパソコンからの映像や音声を受信しながら、ノートPCに給電することも可能です。
ノートPCの外部モニター用、映像鑑賞、プレゼンテーションなど幅広い用途で活躍してくれるモデルです。
PS4、ニンテンドースイッチなどのゲーム用や動画視聴に最適。EIZO FORIS 23.8インチTFTモニタFS2434-R
ゲームや動画など、映像を楽しみたい方におすすめなのが本製品です。
その特徴はより没入感を高めるフレームレスデザイン、低遅延0.05フレーム未満の国内最速レベルの反応速度にあります。
マルチモニターとして使用すれば、より大画面でゲーム画面を映し出すことができます。モニター間のつなぎも違和感なく、高い没入感を提供してくれます。
映される映像に合わせて明るさ、彩度、コントラストなどを自動補正することもできます。この画面調整機能は、クラウドにも対応しています。新規ゲームの最適な設定をクラウド経由で提供することで、より多くのゲームを快適にプレイすることができます。
接続端子は、HDMI端子×2のほか、USB3.0ハブの機能も備えています。
低価格のゲーミングモニターをお探しならおすすめ。BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ GL2580HM
TNパネルを採用したフルHDモニターです。10万円以上のモニターも少なくない中で、22,800円というメーカー希望小売価格はコストパフォーマンス抜群です。実売価格では2万円を切っていることもあります。コストダウンの理由は液晶パネルに採用したTNパネル。視野角が狭いので、1人で楽しむ方向けの製品です。
しかし、接続端子はD-sub、DVI、HDMIの3種を備え、内蔵スピーカーも装備しているので、本機1台で手軽にゲームが楽しめるのは大きなメリットです。
ゲーミングpcにもおすすめ。低価格が魅力のBenQ モニターディスプレイGW2470HL
23.8インチ、フルHDモニターです。液晶パネルには、AMVAパネルを使用しています。AMVAとはVAパネルの広視野でのカラー表示を改良した方式です。従来のVAパネルよりも、広視野ではっきりしたカラー表示を体感することができます。
実売で2万円を切る低価格モデルでありながら、ブルーライト軽減機能とフリッカーフリー技術が搭載されています。ブルーライト軽減機能は、室内環境や視聴する映像に合わせて適切な調整を行ってくれます。フリッカーフリー技術は、肉眼では判別できないほどのちらつきも抑えて、目の負担をより軽くしてくれます。
接続端子は、HDMIx2、D-Subx1を備えています。
ecoモードを搭載した低価格24インチモニター。Acer モニター ディスプレイ KA240Hbmidx
TN方式の液晶パネルを使用した低価格モニターです。独自のACM(Adaptive Contrast Management)機能を搭載することで、TN方式の弱点を補い、くっきりした画像を描きだすことができます。ブルーライト対策メガネと同程度のブルーライトシールド機能を搭載し、約50〜80%のブルーライトをカットします。
表面上は目立たない機能ながら、消費電力を40%もカットするecoモードはコストダウンにも大きく寄与してくれるでしょう。
接続端子は、ミニD-sub、DVI-D、HDMIを1つずつ備えています。
昇降スタンド、スウィーベルで見やすさの調節が簡単。iiyama ProLite XUB2390HS
IPS、ノングレアパネルを採用し、ぎらつきも少なくあらゆる角度からの見やすさを追求したモニターです。モニター視聴時に目を疲れにくくするためには、できるだけモニターの高さや向きが、視線にまっすぐになっていることが大事です。本製品は簡単に高さ調節できる昇降スタンドや左右各45度回転するスウィーベル機能によって、理想的なモニターセッティングができるようになっています。
接続端子は、DVI-D、HDMI、D-SUBの3つを備えています。それぞれに対応したケーブルが同梱されているのもうれしいポイントです。
PCに連動してモニターの電源も切れる、ecoにも配慮した高精細モニター。I-O DATA 27型ワイド液晶ディスプレイEX-LD2702DB
27インチの大型モニターながら、極細フレームでコンパクトに仕上げたモニターです。独自の超解像技術とADSパネルによって、視野角は178度と広く、はっきりした美しい画像をどこからでも楽しむことができます。ブルーライトカットやちらつき防止機能など、長時間使用でも目にやさしい設計になっています。
パソコンの電源は落としても、モニターは切り忘れるということがよくありますが、本製品は電源を連動してオフすることもできます。無駄な電力使用をカットして、省エネにも役立つ製品です。
接続端子は、HDMI×1、DVI-D×1の他、アナログRGB×1を備えている点も特徴的です。
USBハブを搭載、Dell プロフェッショナルシリーズ P2417H
IPSパネルを採用し、どの角度から見ても美しい画面を見ることができるモニターです。本製品の特徴の1つに、USB3.0のハブ機能があります。モニターの背面と左側面にUSBポートを備えており、キーボードやマウス、USBメモリなどを接続することができます。
もう1つの大きな特徴がマルチモニターでの使用です。極細フレームは画面のつなぎめを意識させない美しい画面を提供します。また、モニターを90度回転させて縦向きに使用することもできるので、より自由なマルチモニター環境を構築することができます。
接続端子は、D-Subx1、HDMIx1、DisplayPortx1を備えています。
曲面ディスプレイでウルトラワイドモニターを実現。Dell ALIENWARE シリーズ曲面モニタAW3418DW
3,440x1,440のウルトラワイドモニターです。マルチディスプレイで疑似ウルトラワイドモニターを実現することもできますが、1台のモニターで表示することで、完全にシームレスで圧倒的な臨場感を実現します。さらに曲面スクリーンの採用によって、目の動きを減らして画面全体が把握しやすい構造になっています。長時間のプレイでも疲れにくい快適なゲーム環境を提供してくれます。
接続端子はHDMIx1、DisplayPortx1を備えています。
macでのデザイン業務におすすめ。BenQ WQHDデザイナーディスプレイ PD2700Q
macはデザインなどクリエイターに使用されることの多いパソコンです。こちらのモニターは、デザイン業務に適したmacと相性のよい製品です。IPSパネルを採用し、美しく鮮明な画像を表示することができます。解像度は、フルHDの2倍の2,560×1,440のWQHD(=2K)、表示色は10億7000万色とずば抜けており、細部にこだわるデザイン業務にもしっかり対応することができます。
接続端子はHDMI×1、DisplayPort×1、miniDisplayPort×1の3系統を備えています。
モニター選びは実物の確認も大切
モニター選びのポイント、おすすめモニターの特徴を紹介してきました。しかし、モニターの色味や明るさは、実物を見てみないと十分伝わらないこともあります。本体の大きさも、実物を見ると思ったより大きかった小さかったということもありえます。
本記事を参考にして実物もチェックすれば、より満足のいく買い物になることでしょう。
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