【2018】冬キャンプの薪ストーブおすすめ10選!選び方のポイント
キャンパーの中でも憧れる人が多い、冬のキャンプ。装備は夏よりも多くなるため、なかなか実行に移せない人も多いでしょう。しかし、寒い冬だからこその楽しみもあります。その一つが薪ストーブ。少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、薪ストーブは一台あると、とっても便利なんです。
テント内ならすぐに暖かくなりますし、調理までできます。これから本番を迎える冬のキャンプ。ここでは、冬のキャンプでおすすめの薪ストーブをご紹介していきます。
目次
冬のキャンプの必需品、薪ストーブとは?
冬のキャンプの必需品である薪ストーブ。気になっている方は多いと思いますが、「いまいちどんな物か分からない」なんて人も。薪ストーブは、その名の通り薪を燃やして暖をとる器具です。他の暖房器具と異なり、火力が強いため効率良く暖をとることができます。
薪ストーブの使い方解説
①ストーブのセッティング
薪ストーブの設置場所は、安定した平らな場所を選びましょう。必要に応じてペグで固定などして転倒しないようにしておきます。組み立て方は、各商品によって異なりますので、説明書でしっかり確認しましょう。
②熾火(おきび)
熾火は、木炭にしっかりと火が入った状態のものを指します。熾火を作るには、よく乾いた中太ほどの薪が必要になります。薪2、3本の上に燃えやすい木くずや樹皮などをのせて火を付けます。この時、空気の通りを確保するため詰め込みすぎないように気をつけましょう。着火後は、煙が上がりますが次第に煙も落ち着き、しばらくすると薪が真っ赤な木炭になります。それが熾火と呼ばれる状態です。
慣れないと、なかなか着火ができなと思います。そんな時は、着火剤の使用がおすすめ。着火剤を使用すればスムーズに作業が進みます。
③薪をくべる
熾火ができたら、火を消さないように定期的に薪を追加していきましょう。追加する薪は細い薪でも太い薪でも構いませんが、空気の通り道を確保することを忘れないようにします。
薪ストーブの注意点も抑えておこう
①火傷に注意
薪ストーブは、ストーブの表面温度がかなり高温になります。触れてしまうと大火傷となってしまいますので注意が必要です。また、暖をとっている際の飛び火にも注意が必要です。
②一酸化炭素中毒に注意
冬場に多い事故の一つが一酸化炭素中毒です。薪ストーブも一酸化炭素中毒の恐れがありますので、換気が十分でない場所や煙突が設置できないような場所での使用は控えましょう。
薪ストーブの選び方の4つのポイント
各アウトドアメーカーなどが薪ストーブを発売していますが、自分に合った薪ストーブはどうやって選んだら良いのでしょう。冬キャンプでも使われる薪ストーブの選び方についてのポイントは以下のようになります。
コンパクトさ
最近の薪ストーブは、機能がかなり向上しています。暖房としては当たり前ですが、調理器具として使用することができる製品も各メーカーから発売されています。オーブンやバーベキューグリルとして利用できる製品もありますので、どんな機能が付いているのかをチェックしてみましょう。
素材
キャンプで使用される薪ストーブの素材は、多くがステンレス製や鉄製の2種類です。ステンレス製は錆びにくくお手入れがしやすいのですが、熱伝導率が低いため温まるまでに時間がかかります。鉄製はお手入れに手間がかかりますが、熱しやすく冷めやすいため準備と片付けの時間が短縮できます。
価格
薪ストーブの価格は、素材や機能によっても異なります。安いものですと1,000円台からありますが、ステンレス製であったり、機能性が高いものは価格が高くなる傾向にあります。
使用頻度や予算との相談で自分に合うキャンプ用の薪ストーブを選びましょう。
メーカー別、冬のキャンプでおすすめ薪ストーブ10選
ここからは、冬のキャンプでおすすめ薪ストーブをメーカー別でご紹介していきます。あなたに合った薪ストーブがきっと見つかるでしょう。
ホンマ製作所
ホンマ製作所は新潟のメーカーで、主にストーブ関連製品を製造・販売している老舗です。低価格の製品から30万円以上する高級製品まで幅広い製品展開をしています。
ホンマ製作所 レジャーカマド
サイズ | 幅35×奥行35×高さ42cm |
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重量 | 4.2kg |
素材 | 鉄 |
底付きのため地面を汚さずに煮炊きができて、直火禁止のキャンプ場でも使用できます。また、後片付けも灰の処理が簡単なので短時間で行えます。暖も取れて調理器具としても使用でき、価格がお手頃ですので薪ストーブ初心者におすすめです。
ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブセット
サイズ | 幅40×奥行60×高さ126cm |
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重量 | 6.6kg |
素材 | ステンレスSUS430 |
本格薪ストーブなのに、ステンレス製のためコンパクトで持ち運びがしやすく、錆びにくいのでお手入れも簡単。天板には鍋やヤカン、26cm・28cm・30cmの羽釜を置くことができ、キャンプでご飯を炊くのに最適です。本体を抜いた煙突のみの高さは106cmとなっています。
ホンマ製作所 クッキングストーブ
サイズ | 幅35×奥行35×高さ45cm |
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重量 | 6kg |
素材 | 鉄(煙突部メッキ鋼板) |
ミリタリーグリーンの屋外専用キャンプ用薪ストーブです。天板には大きめの鍋も置くことができ、焚き口が広く薪の追加も楽に行えます。鉄製の割には軽量型で、キャンプ場での持ち運びも可能な重さです。
ロゴス
ロゴスはアウトドア用品メーカーで、キャンプ用品にとどまらずマリンスポーツ用品なども取り扱っています。ファミリーを対象とした製品がメイン商品のため、価格も他のアウトドア用品メーカーよりも低価格となっています。
ロゴス(LOGOS) KAMADO
サイズ | 幅51.5×奥行51×高さ57cm |
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重量 | 8.5kg |
素材 | ステンレス、スチール |
ロゴスKAMADOは、ピザ窯やオーブンとして使用でき、ダッチオーブン調理も楽しめる薪ストーブです。ダッチオーブンは10inchダッチオーブンが使用可能で、別売りの焼網があればさらに料理の幅が広がります。収納はコンパクトで場所をとらず、キャンプの持ち運びも楽にできます。
ロゴス(LOGOS) 薪ストーブグリル 81050003
サイズ | 幅46×奥行46×高さ164cm |
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重量 | 19kg |
素材 | アルミ鋳物、鋳物 |
薪ストーブグリル 81050003は、本格的なキャンプ用の薪ストーブ&グリルで、鋳物製となっています。そのため重さは19kgとかなり重たいですが、コンパクトに収納もできるため持ち運ぶことは可能です。グリルやプレートなども付属しておりこれ一台で色々な調理が可能です。本格的なキャンプ用薪ストーブをお考えの方におすすめです。
ロゴス(LOGOS) チャコグリルストーブ
サイズ | 幅23.5×奥行23×高さ38cm |
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重量 | 2.3kg |
素材 | ステンレス、スチール |
チャコグリルストーブは、その軽さとコンパクトさから持ち運びに便利な薪ストーブと言えます。メッシュ構造のため無駄なく周囲に熱が伝わりやすくなっています。天板で鍋やフライパン、やかんを使用することも可能。簡易風防も付いており、火受けや炭受け皿も簡単に取り外せるのでお掃除も簡単です。1人キャンプや家族でのキャンプなどに適しています。
キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグは、アウトドア用品メーカーとしてはまだまだ新しいメーカーです。もともとは新潟の家庭用品の販売を手がけていましたが、平成24年よりキャプテンスタッグを設立。現在は、低価格でキャンプを楽しめるアウトドア用品を展開しています。
KAMADO かまど 煙突ストーブ 焚火台UG-11
サイズ | 幅45×奥行55×高さ95cm |
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重量 | 6.3kg |
素材 | 普通鋼板、ステンレス鋼 |
KAMADO かまど 煙突ストーブは、薪ストーブの他に焚き火、バーベキュー、ダッチオーブン、かまどに使える万能な薪ストーブです。窯は鍋の大きさに合わせることが可能となっています。焚き口も広く、薪の追加も簡単に行えます。全体的にコンパクトなので、キャンプでも幅をとりません。
KAMADO かまど 煙突 角型ストーブ UG-51
サイズ | 幅60×奥行51×高さ177cm(一番高い状態) |
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重量 | 10 kg |
素材 | 鉄 |
KAMADO かまど 煙突 角型ストーブは、鉄製のため重量はありますが組み立て自体は簡単で脚を広げるだけで使用できます。また、脚の長さを2段階で調整できるため調理と焚き火で使い分けが可能。用途としては、薪ストーブ、ダッチオーブン、煮炊き、バーベキューが楽しめます。持ち運びに便利な収納バックでキャンプにも気軽に持って行くことができます。
ペトロマックス
ペトロマックスは、ドイツの灯油ランタンのブランドで1910年創業の老舗です。ペトロマックスの薪ストーブは、LOKI(ロキ)というモデルがありキャンプ場でもそのスタイリッシュさは目を引くものがあります。
キャンピングストーブ Loki 12761
サイズ | 幅83.5×奥行24.1×高さ55cm |
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重量 | 12 kg |
素材 | スチール |
キャンピングストーブ Loki 12761は、組み立て式のポータブル薪ストーブです。少し重さはありますが、コンパクトにまとめることができるため持ち運びは便利。外観もスタイリッシュで、無駄のない美しさが特徴です。ストーブ上で鍋やフライパン調理、直火調理も可能です。別売りの煙突パーツを組み合わせればさらに煙突を伸ばすこともできます。
OGAWA CAMPAL(小川キャンパル)
キャンパルジャパン株式会社のキャンプ用品・アウトドア用品ブランドです。テントや寝袋など高品質な商品を展開しています。OGAWA CAMPALのテントはキャンパーの間でも有名で、憧れのブランドの一つです。
ogawa(オガワ) ちびストーブ34115
サイズ | 幅28×奥行40×高さ150cm |
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重量 | 5.2 kg |
素材 | 鉄板、ステンレス、スチール |
ogawa(オガワ) ちびストーブ34115は、煙突や台座が分解できコンパクトに収納が可能。さらに持ち運びに便利なキャリーバックも付いているためキャンプには最適です。小さいながらもストーブとしての役目はしっかりと果たし、天板での調理も可能です。
テント内で使うとき必須の幕よけ
キャンプの際、テント内で薪ストーブを使うときに必須なのが、幕よけです。薪ストーブは煙突を外に出さなければなりませんが、その際に煙突部分がテントに触れないように注意が必要です。煙突部分は、薪を燃やしている時には高温になります。その熱でテントが溶けないようにしなければならないのです。
方法としては、断熱材を巻いたりする必要があり、キャンパーの中にはメッシュ上状の傘立てを自作でガードにしている人もいるようです。物によっては、テント自体に煙突部分を通せるようになっているものもあります。
テント内での薪ストーブの使用は、あまり推奨されていません。テント内に持ち込む際には自己責任となりますのでご注意ください。
まとめ
冬キャンプの薪ストーブ10選をメーカー別にご紹介してきました。薪ストーブは、調理などに使用できるなど便利さもさることながら、寒空の下みんなで薪ストーブの周りに集まり暖をとりながら語り合うその空間に魅力があります。
まだ、薪ストーブに挑戦していない方はこれを機会にぜひ挑戦してみてください。きっと、その魅力にはまってしまいますよ!
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