スキャナーおすすめ16選 コンパクトなものから高機能モデルまで
書類の文書や写真をデジタル化するツールとして便利なのがスキャナーです。オフィスや家庭で使用する据え置きモデルから、持ち運びにも適したハンディタイプなど、実にさまざまなモデルがあります。
用途に合わせて使い勝手の良い1台を手に入れたいところです。
そこで今回は、スキャナーの選び方とおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください
目次
▼ プリンターの役立つ情報を紹介
スキャナーの選び方
スキャナーを選ぶ際にチェックしておくべきポイントを4つ紹介します。
スキャナーの種類と特徴
スキャナーには、大きく分けて「フラットベッドスキャナー」「シートフィードスキャナー・ドキュメントスキャナー」「オーバーヘッドスキャナー」「ハンディスキャナー」の4種類があります。
フラットベッドスキャナー:厚みのある書籍や雑誌も高解像度でスキャンできる
ガラス板の上に原稿を置いてスキャンするタイプです。厚みのある書籍や雑誌も高解像度でスキャンできるのが特長。1枚ずつスキャンするため、大量の文書をスキャンするには時間を要する点に注意が必要です。
シートフィードスキャナー・ドキュメントスキャナー:用紙を自動給紙してスキャン
用紙を自動給紙してスキャンするタイプ。複数ページを短時間でスキャンできますが、厚みのある書籍や大きなサイズの文書には対応できません。
また、折れたり曲がったりしている状態や、ホチキスで留めたまま使用すると紙詰まりや故障の原因になるため、注意が必要です。
オーバーヘッドスキャナー:資料全体を満遍なくスキャンできる
電気スタンドのような形状で、スキャンする資料を上向きにセットして、上部にあるスキャナーが資料をデータ化します。
資料全体を満遍なくスキャンでき、しかも書類に触れないため、紙が傷みにくいのも特長です。ただ、解像度がさほど高くない点は気をつけたいポイントです。
ハンディスキャナー:コンパクトで携帯しやすい
コンパクトで携帯性も高く、外出先でスキャンする機会がある方におすすめです。手軽にデータ化でき便利ですが、手動でスキャンするため、手振れでデータが不鮮明になる場合もあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に合わせたタイプ選びが重要です。
解像度をチェック
Photo by iStock
解像度は、スキャンする画像の鮮明さに直結する重要なポイントです。1インチ当たりのドット数を示す「dpi(dots per inch)」という単位で表され、数字が大きいほど詳細な情報をスキャンできる能力が高いことを意味します。
たとえば、書類をスキャンする場合、一般的に200~400dpi程度の解像度で十分ですが、写真やイラストなどをスキャンする際は、600~1,200dpi程度が適しています。
色彩の再現性や細かいディテールを追求するには、より高解像度のモデルを検討しましょう。
注意点として、解像度が高すぎるとデータ量が膨大になり、PCの処理速度やストレージ容量に負荷をかける可能性があるため、用途に応じて適切な解像度を選ぶことが重要です。
原稿サイズの対応範囲を確認
スキャナーを選ぶ際のポイントとして、「対応原稿サイズの範囲」があげられます。基本的に対応サイズ以上の大きさのものをスキャンできないため、注意が必要です。
ただ、スキャンしたデータをパソコン上で結合すれば、A4サイズ2枚をA3サイズでデータ化することができます。
家庭向けのモデルは、A4サイズまで対応した製品が一般的ですが、大判の書籍や資料をスキャンする場合は、A3サイズなどに対応したモデルを選びましょう。
また、ハガキなどをスキャンする場合は、対応する最小サイズもチェックしておくことが肝心です。価格は高くなるものの、A3まで対応しているタイプは、幅広い用紙や書籍のデータ化に使えるため、使い勝手の良さがメリットです。
対応する「ファイル形式」をチェック
Photo by iStock
スキャンしたデータをスマホやPCなどで確認したり使用したりする際は、スキャナーのファイル形式がスマホやPCに対応しているかを必ず確認しましょう。
PDFやJPEG形式なら、さまざまなデバイスでスキャンしたデータを確認することができます。
文書や資料などは、印刷結果が劣化しづらいPDFを選び、画像などは圧縮性の高いJPEGを選ぶといったように、用途に応じてファイル形式を選ぶと、ビジネスの効率も上がります。
フラットベッドスキャナー、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるスキャナーの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
- Plustek
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スキャナー OpticBook 3800L
- 税込み43,227円(Amazon)
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カバーの取り外し可能、書籍のスキャンに最適
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お気に入りの参考書や分厚い図鑑を片っ端からデータ化したい方におすすめです。カバー調整できて、本を傷める心配もありません。
普段使いからプロ用まで、高品質なスキャナー製造に力を注ぐPlustekの商品です。雑誌をデジタル化すれば、電子書籍として電車の中で気軽に読める優れもの。テキストの歪み修正や影の除去機能付きで、閲覧時のストレスを軽減します。
スキャン速度は1枚わずか7秒で、A4サイズまで対応可能です。上下逆さまになったページの向きをわざわざ変える必要がなく、自動回転で修正できます。枚数が多い場合に、作業効率の向上が図れて便利です。
シートフィードスキャナー・ドキュメントスキャナー、人気メーカーの売れ筋商品
- エプソン(EPSON)
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スキャナー DS-571W
- 税込み43,996円(Amazon)
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スマホやタブレットから簡単に直接スキャン
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Epson Smart Panelアプリを使い、手元のスマホから操作できます。PCがなくても直接データ転送が可能で、使い勝手のよさがポイントです。
レシートやA4書類を一度に差し込んでも、途中で詰まりを起こす心配はありません。A3とB4サイズは、2つ折りしてキャリアシートに挟めばOK。さまざまなサイズの紙を一度にまとめてスキャンできる優れものです。
1分あたり最大35枚印刷できるスピーディーさが魅力。マルチドロップアウトカラー機能も便利です。指定色のみ消して読み取るので、赤字書き込みがあっても取り除き、原本のままデータを保存できます。
オーバーヘッドスキャナー、人気メーカーの売れ筋商品
- CZUR(シーザー)
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ドキュメントスキャナー Aura S
- 税込み66,000円(Amazon)
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一石二鳥、デスクライトとスキャナーが融合
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4種類のモードを搭載したLEDデスクライトとスキャナーが一体化されたモデル。
見開きページなら2秒でスキャンが可能です。専用フットペダルを使えば、手を離す必要がなく、300ページあるような分厚い本も手間が少なくスキャンできます。参考書や本のバックアップに最適で、プライベートからビジネスまで幅広い用途に使えます。
立体的な作品の保管に便利で、小さい子どもがいる家庭に役立ちます。紙を圧迫しないため、壊れやすい絵を傷つけずにA3サイズまで読み込みOK。本体上部にモニターがあり、PCで確認しなくても位置調整が可能です。
ハンディスキャナー、人気メーカーの売れ筋商品
- ScanSnap
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スキャナー FI-IX100A
- 税込み23,750円(Amazon)
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バッテリー内蔵型!400gの片手持ち軽量ボディ
-
1回の充電で、最大260枚読み取り可能です。付属のUSBケーブルで充電して持ち運びできます。
キャリアシートを使えば、A3サイズまでのスキャンに対応。A4片面カラーのスキャンは5.2秒でできます。連続した読み取りもスピーディにPDF化し、ビジネスシーンにも活躍します。プラスチックカードに対応するほか、名刺やレシートを2枚同時に処理することも可能です。
Wi-Fi接続に対応し、アクセスポイント経由でPCやスマホとも接続できます。持ち運びやすいサイズも魅力です。
- BROTHER(ブラザー)
-
ドキュメントスキャナー ADS-1700W
- 税込み27,280円(楽天市場)
-
カラーのタッチパネルを搭載し、使いやすい
-
タッチパネルにより、慣れない方でも使いやすいモデル。頻度の高いメニューをホーム画面に固定すれば、作業効率を向上できます。
免許証やマイナンバーといったカード類の両面を一度にスキャンできる機能が満載。ひっくり返す手間がいらないため、ビジネス利用でカウンター業務に重宝します。カバーを閉じればコンパクトになり場所をとりません。
読み取った書類はクラウドサービスのDropboxや、Google Driveに共有可能。外出先でもスマホからアクセスでき、複数人でシェアするのに便利です。学校のお便りを家族全員で閲覧する使い方もできます。
- エプソン(EPSON)
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スキャナー ES-50
- 税込み14,800円(Amazon)
-
500mlのペットボトルより軽い、持ち運びがラクに
-
携帯しやすく電源コードも不要です。フル充電だと最大300枚までスキャンできます。小さなボディに秘められたパワフルさが魅力です。
A4カラーの読み込みは、1枚5.5秒です。忙しいときは原稿待ち受けモードがおすすめ。ボタンを押さなくても差し込むだけと簡単です。色別判断や傾き補正、切り出しもすべて自動で行います。
PC・スマホのほかタブレットがあれば、Wi-Fi経由でデータシェアも可能です。オンライン会議に役立ち、大人数での打合せ用に紙資料を印刷する手間とコストを抑えます。レシートを読み込んでエクセルで編集すると、家計簿をつけるのが楽になるので管理に最適です。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
読み取り解像度 |
最大原稿サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|
Canon(キヤノン)CANOSCAN LIDE400 |
上質なデザインと軽量コンパクトボディが魅力 |
約250×367×42mm |
約1.7kg |
25~19200dpi |
A4/レター(216×297mm) |
|
EPSON(エプソン) |
上質なデザインと軽量コンパクトボディが魅力 |
249×364×39mm |
約1.4kg |
ドキュメントモード/50~1,200dpi、フォトモード/50~9,600dpi |
A4、USレター |
|
サンワダイレクト |
A3用紙も、本も、裁断せずにスキャンできる |
幅565×奥行394×高さ54mm |
4.3kg |
1200dpi |
A3まで |
|
Plustek |
カバーの取り外し可能、書籍のスキャンに最適 |
幅453.5×奥行286×高さ98mm |
3.4kg |
1200dpi |
A4、レター |
|
ScanSnap iX1600 |
やりたいことをワンタッチ、簡単操作のタッチパネルを搭載 |
292mm×161mm×152mm(トレー収納時) |
3.4kg |
600dpi |
A4、レター ※A3キャリアシート(別売)使用時にA3まで対応 |
|
EPSON(エプソン) |
紙焼き写真の大量・高速スキャンを実現 |
幅296×奥行169×高さ176mm |
約3.7kg |
300dpi/600dpi/1200dpi(Epson FastFoto使用時) |
A4、USレター ※キャリアシート使用時にA3/B4まで対応 |
|
Canon(キヤノン) |
デスクの近くで活躍、高速スキャンが魅力 |
幅291×奥行253×高さ231mm(トレー全閉時) |
約2.8kg |
600dpi |
A4 |
|
エプソン(EPSON) |
スマホやタブレットから簡単に直接スキャン |
幅296×奥行610×高さ319mm(使用時) |
約3.7kg |
50~1,200dpi |
A4、USレターサイズ |
|
ScanSnap SV600 |
原稿を置いたまま読み取れる非接触モデル |
幅210mm×奥行156×高さ383mm |
3kg |
285~218dpi(主走査) |
A3横 |
|
サンワダイレクト |
WEBカメラとしても使用できる折りたたみ式スキャナー |
約幅39.7×奥行5.1×高さ33.7cm |
約405g |
1300万画素 |
A3 |
|
CZUR(シーザー) |
一石二鳥、デスクライトとスキャナーが融合 |
372×180×443mm(展開時) |
1.48kg |
1300万画素 |
A3 |
|
サンワサプライ |
ダブルローラーで安定した操作ができるハンディスキャナー |
幅258×奥行41×高34mm |
約250g |
300dpi(標準)/600dpi(中画質)/1200dpi(高画質) |
記載未確認 |
|
BROTHER(ブラザー) |
無線LAN・充電池搭載でPCレスでも使えるモバイルスキャナー |
幅319×奥行63.1×高さ45.4mm |
約700g |
最大1200×1200dpi(ソフトウェア補間解像度) |
記載未確認 |
|
ScanSnap iX100 |
バッテリー内蔵型!400gの片手持ち軽量ボディ |
幅273×奥行47.5×高さ36mm |
400g |
600dpi |
記載未確認 |
|
BROTHER(ブラザー) |
カラーのタッチパネルを搭載し、使いやすい |
幅300×奥行103×高さ83mm |
約1.41kg |
最大1200×1200dpi(ソフトウェア補間解像度) |
記載未確認 |
|
エプソン(EPSON) |
500mlのペットボトルより軽い、持ち運びがラクに |
幅272×奥行47×高さ33.8mm(突起物・ゴム足含まず) |
約270g |
50~1,200dpi |
A4、USレターサイズ |
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