まるめるだけで光る不思議な紙『paper-torch』【半歩未来のライフスタイル】

石井 伝助&スタッフ
公開: 2018-09-19

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市松模様の紙

一見すると、市松模様の紙。
これ、なんだと思いますか?

実は懐中電灯なのです。

今回ご紹介するのは、紙でできた懐中電灯『paper-torch』

まるめると光る

丸めるだけで、ほら!懐中電灯に早変わり!

それでは細かくご紹介していきます。

paper-torchとは?

フィルムに入れられるほど薄い

paper-torchはデザインオフィスnendo、プリンテッドエレクトロニクスでフレキシブル基板を製造するエレファンテック株式会社、株式会社 竹尾の3社共同による開発商品。

そのままだとヒラヒラとした、ただの市松模様の紙。
ファイルに入れておけるくらいの薄さです。

それをくるくると巻くだけで光を発し、懐中電灯のように辺りを照らしてくれます。

紙やフィルム、布などに銀粒子を使ったインクをプリントすることで電子基板を作れるというElephantech社の技術を活用してデザインした懐中電灯なのです。

素材には選挙の投票用紙にも使われる竹尾のユポ紙を使用。
ユポはインク乗りが良く、表面が平滑なため少ない力でキレイに丸められる上、伸ばした際にクセがつきにくくて、丈夫で耐水性もあるとのこと。

デザインも格好良くて、ちょっとしたときにこれを使えば、なんだかスマート!

どんな特性があるの?

丸めると光る
光の強さが変わる

ゆるく巻くと淡い光に、
きつく巻くと光が強くなります。

経路の距離が長いほど抵抗値が高くなり、反対に距離が短いと抵抗値が下がることから、紙をゆったりと巻くと弱く、 きつく巻くと強くなります。

丸めると光る
2種類の光

また紙の表裏をかえて巻くことで、
オレンジ色の光と白い2種類の光を使い分けることが可能。

デザイン

電池交換も簡単

紙の両側にプリントする電子回路には、市松模様のデザインを施されています。
電子基板を内部に隠すのではなく、プリント基板と一体化したからこそ実現したデザインとのこと。

電池交換も簡単、コイン電池2個(CR1616)を電池ケースにセットするだけ。

使ってみて

非常用、防災用の光

将来的には、非常用・防災用など、さまざまな用途に活用することが可能だと考えられています。

普段持ち歩いているカバンの中にファイルに入れて、そっと忍ばせておく懐中電灯。
なんだかドラえもんの道具みたいで感動しちゃいました。

私たちは、もうそんな未来に来ているのかもしれませんね!

仕様

サイズ 252mm×144mm
重量 8g(本体)
素材 基材-合成紙(ポリプロピレン)、導電性インク、電池ケース-ナイロン
電池 リチウムコイン電池(CR1616)×2個
使用環境 0°C〜30°C

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