コーヒーメーカーの使い方やポイントを紹介 自宅で美味しいコーヒーを楽しもう
自宅でコーヒーメーカーを使って、自分好みのコーヒーを楽しむ人が増えています。コーヒーメーカーは「ただ使えばいい」ということではなくて、正しい使い方をすることで、より美味しいコーヒーを淹れることができます。
この記事では、自宅で美味しいコーヒーを淹れるためのコーヒーメーカーの正しい使い方を紹介します。
コーヒーメーカーを使っているけれど味がイマイチという人や、これからコーヒーメーカーを購入して自宅でコーヒーを楽しみたいという人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
コーヒーメーカーのタイプと機能
Photo by iStock
コーヒーメーカーには「ドリップ式コーヒーメーカー」「カプセル式コーヒーメーカー」「エスプレッソ式マシン」の3つのタイプがあります。
それぞれ、機能や作れるコーヒーに違いがあるので、1つずつ紹介していきます。
ドリップ式コーヒーメーカー
最も広く使われているコーヒーメーカーが「ドリップ式コーヒーメーカー」です。基本的な動作としては、コーヒー豆を挽いた粉をフィルターに入れてセットし、タンクに水を入れてスイッチを押すと、自動でお湯を沸かしコーヒーをドリップしてくれます。
ドリップ式コーヒーメーカーには「ミル無しドリップ式」と「ミル付きドリップ式」の2つがあります。ミル無しドリップ式の場合は、あらかじめ挽いてあるコーヒー粉を買ってくるか、コーヒーミルを使って自分で豆を挽く必要があります。カルディなどのコーヒーショップでは、その場でコーヒー豆を挽いてもらうこともできます。
ミル付きドリップ式は、コーヒーメーカーにミル機能がついているので、コーヒー豆を購入すれば挽きたての新鮮なコーヒーを楽しむことができます。ドリップ式コーヒーメーカーを使えば、ハンドドリップよりも簡単にコーヒーを淹れることができるのでとても便利です。
また最近は、金属製のメッシュフィルターが付いているドリップ式コーヒーメーカーもあります。紙フィルターを購入する必要がないのがメリットですが、メッシュフィルターについたコーヒーかすを洗う手間がかかりますので、購入前にお手入れ方法について確認するとよいでしょう。
カプセル式コーヒーメーカー
カプセル式コーヒーメーカーは、専用のコーヒーカプセルをセットし、タンクに水を入れてボタンを押すことで、カプセルからコーヒーを抽出します。
豆や粉からはコーヒーを作れず、専用カプセルを購入する必要がありますが、誰でも簡単に安定した味のコーヒーが抽出できて、レギュラーコーヒー以外にラテやエスプレッソまで幅広い種類のコーヒーを楽しめるというメリットがあります。
エスプレッソ式マシン
エスプレッソ式コーヒーマシンは、細かく挽いたコーヒー豆に圧力をかけ抽出した、苦味がありとても濃厚なコーヒーを抽出するための家電です。
エスプレッソは通常のドリップコーヒーとは抽出方法が全く異なるので、高圧で抽出できるエスプレッソマシンを使わないと淹れることができません。普通のコーヒーメーカーよりも価格が高く、サイズが大きい商品が多いです。
紙フィルターを使用したドリップ式コーヒーメーカーの基本的な使い方
Photo by iStock
今回は一般的に広く使われている、紙フィルターを使用してコーヒーを淹れる「ドリップ式コーヒーメーカー」の基本的な使い方を詳しく紹介していきます。
1:紙フィルター(ペーパーフィルター)をセットする
最初に、コーヒーメーカーのフィルターケースに、紙フィルター(ペーパーフィルター)をセットします。
コーヒーメーカーごとに紙フィルターのサイズや形状が違うので、自分のコーヒーメーカーに合う紙フィルターをしっかりと確認し、正しいものを使いましょう。
サイズが間違っていると、美味しいコーヒーを淹れることができなくなるので注意が必要です。
紙フィルターは、接合部分が剥がれないように圧着部分を折って使います。また、圧着部分を折って使用することで、紙フィルターをドリッパー全体に均等に広げ密着させることができます。
なお、紙フィルターが不要なコーヒーメーカーの場合は、付属のメッシュフィルターをマシンにセットしてください。
挽いたコーヒー豆をフィルターに入れる
フィルターをセットしたら、フィルターに挽いたコーヒー豆を入れます。コーヒー豆は「飲む直前に飲む分だけ挽いて使う」ということが、美味しいコーヒーを淹れる大切なポイントです。豆を挽くときには、コーヒーカップ1杯に対してコーヒー豆10gを基準にして挽いてくださいね。
豆を挽いたら、フィルターの中央に山盛りになるように粉を入れていきます。こうすることで粉の密度が均等になり、お湯の流れが偏らないようにしてくれます。
2:コーヒーメーカーに水を入れて作動させる
豆をフィルターに入れたら、コーヒーメーカーのメモリを確認し、水タンクに適量の水を入れてください。
コーヒーメーカーの使い方に慣れてきたら、水の量を自分で増減させ、自分好みの濃さのコーヒー作りに挑戦しても楽しいですよ。
コーヒーメーカーを使って美味しいコーヒーを淹れるポイント
Photo by iStock
コーヒーメーカーを使っておいしいコーヒーを淹れるにはいくつかのポイントがあります。これから4つのポイントを紹介するので、より美味しいコーヒーを淹れる参考にしてください。
新鮮なコーヒー豆を使うこと
コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを淹れるためには、新鮮なコーヒー豆を使うことが重要です。どんなに高価なコーヒー豆を使ったとしても、古くなって酸化が進んでいると、美味しさが半減してしまいます。
コーヒー豆を買う時には、賞味期限ではなく「焙煎日」を確認して買うようにしてください。焙煎日が近いものほど新鮮なコーヒー豆と言えます。
コーヒー豆を買って自分で挽くのがおすすめ
すでにコーヒー豆を挽いたコーヒーの粉タイプの商品も多く販売されています。豆を挽く必要がないので、大量の人がコーヒーを飲むオフィスなどでは便利ですが、コーヒーの香りや風味を楽しみたいのなら、コーヒー豆を買ってきて自分で挽いて使うことをおすすめします。
コーヒー豆は飲む直前に飲む分だけ挽く
買ってきたコーヒー豆をある程度挽いてストックし、いつでも手軽にコーヒーを飲めるようにしておこうと思う人もいるかもしれません。
ですが、より美味しいコーヒーを淹れたいのであれば、コーヒー豆は飲む直前に飲む分だけ挽いて使うようにしてください。
コーヒーカップは温めておく
コーヒーを注ぐ前にカップに熱湯を入れて温めておきましょう。せっかく美味しいコーヒーを淹れても、冷たいカップに注いでしまうと、コーヒーの温度が冷めて味が落ちてしまいます。
温かいカップに注ぐことで、コーヒー独特の良い香りを引き立たせることができますよ。
水の種類も意識しよう
抽出したコーヒー液は、ほとんどが水分です。なので、使う水によってコーヒーの味が変わってきます。
水には、水分中のミネラル含有量の少ない「軟水」とミネラル含有量が多い「硬水」があります。軟水と硬水はそれぞれどんなコーヒーに向いているのか、そして水道水を使って美味しいコーヒーを淹れるためのポイントについても紹介していきます。
軟水は酸味がありまろやか!レギュラーコーヒー向き
一般的には、硬度の低い軟水を使って淹れるコーヒーが美味しいと言われています。
軟水を使うことで、まろやかで酸味のあるコーヒーを淹れることができるので、苦味が苦手な人やレギュラーコーヒーを淹れたい人に向いています。
また軟水はカフェインの抽出を妨げないので、カフェインを積極的に摂取したい人も軟水を使うことをおすすめします。
硬水はコクと苦味がでる!エスプレッソ向き
硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量が多い水です。
特にマグネシウムがコーヒーの苦味や渋味を引き出す特性があるため、コクがあり苦味のあるコーヒーを淹れたい人におすすめで、エスプレッソ向きです。
また焙煎の香りも楽しむことができます。
水道水を使って美味しいコーヒーを淹れるポイント
水道水を使って淹れたコーヒーは、塩素と水道管に含まれる鉄分が原因で、ミネラルウォーターより風味が落ちると言われています。
水道水を使うときには、以下の2点を意識してみましょう。
〈編集部PICK UP!〉おすすめコーヒーメーカー5選
ドリップ式、エスプレッソメーカーなど、さまざまなタイプのコーヒーメーカーのおすすめをご紹介します。ご自身の好みや生活スタイルにあわせたコーヒーメーカーを選んでみてくださいね。
- サーモス(THERMOS)
-
真空断熱ポット コーヒーメーカー 0.63L ブラック ECJ-700 BK
- 税込み5,345円(Amazon)
-
好きなときに熱々のコーヒーを楽しめる「真空断熱ポット」が便利
-
タンブラーや保温ランチボックスなどを製造販売する「サーモス」のコーヒーメーカーです。
抽出したコーヒーを保存するポット部分が真空断熱構造のまほうびんになっており、コーヒーを保温・保冷できます。家族でそれぞれ好きな時間にコーヒーを楽しみたい場合や、コーヒーメーカーと飲む部屋が離れている場合などに便利ですよ。
ポットの中せんはレバーを押すだけでワンタッチで注ぐことができ、お手入れ時は分解できてすみずみまで洗えて衛生的です。
コーヒーメーカーの使い方に慣れれば、自分好みのコーヒーを淹れることができますよ。ご自身に合ったコーヒーメーカーでコーヒーライフを楽しんでくださいね!
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
コーヒーの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_